楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」とは?ライブ配信で商品の販売や購入がリアルタイムに!

  • 更新日:2024/2/9
楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」とは?ライブ配信で商品の販売や購入がリアルタイムに!

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。
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「楽天のショッピングチャンネルって何?」

「楽天のショッピングチャンネルは利用すべき?」

「Rakuten LIVEとの違いは?」

「楽天のショッピングチャンネルは費用が必要?」

本記事では上記のような悩みを解決します。

近年の日本では、ライブコマースを利用した物販サービスが人気です。

大手企業の楽天でも「ショッピングチャンネル」というライブコマースを導入しています。

便利なサービスですが、まだご存知無い方や利用するかどうか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は『楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」』について解説します。

当サービスの利用は、店舗の売り上げアップや販売促進に繋がるため、ぜひ参考にしてください。

楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」とは?

楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」とは?

出典元:楽天市場

「ショッピングチャンネル」は楽天市場で導入されているライブコマースです。

ライブコマースを含めた様々な機能を搭載したサービスとして「Rakuten LIVE」もありましたが、2021年4月にサービスが終了。

その後同年11月に、ライブコマースを主とした「ショッピングチャンネル」の提供を開始しました。

楽天市場に出店している店舗は、ショッピングチャンネルを利用すれば、最大で90分ものライブ配信ができます。

ライブコマースとは?

そもそもライブコマースがどんな機能かご存知でしょうか。

様々な企業が参入しているライブコマースは「ライブ配信」と「オンラインでの物販やサービスの取引を行う電子商取引」を組み合わせた手法です。

オンライン上のライブ配信で、モノやサービスを紹介するなどして、視聴者を購入へ誘導します。

楽天が提供するショッピングチャンネル以外にも、ライブコマースに参入している企業は様々。

例えば、以下のような企業が利用しています。

  • 三越伊勢丹
  • ユニクロ
  • ニトリ
  • 資生堂
  • 無印良品

そもそもライブコマースは中国で、人気を博しているサービスです。

オンラインショッピングが当たり前になりつつある日本でも、徐々にライブコマースが普及しつつあります。

しかし、今のところはライブコマース自体の認知度が高くないため、成功している企業が少ないようです。

楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」の特徴

ショッピングチャンネルは、出店者の店舗ページからライブ配信を行います。

ライブ配信では店舗の商品を紹介したり、セールやお得情報を発信したりできることから、視聴者にとっても嬉しい機能です。

楽天市場では「楽天スーパーSALE」「お買い物マラソン」の他、季節のイベントと連動させることもできます。

コメント機能も搭載されており、視聴者が質問やコメントで気になることをすぐ聞けるのもポイントです。

購入が店舗ページに行かずとも配信画面か行える他、TwitterやLINEなどのSNSに共有する機能も搭載しています。

Rakuten LIVEとの違い

現在は終了しているものの、以前は「Rakuten LIVE」というライブショッピングに似たサービスがありました。

Rakuten LIVEは、ライブ動画を配信できるサービスです。

芸能人やアーティストだけでなく、一般の人も配信が可能。

ファンとのコミュニケーションはもちろん、ライブ中に商品の紹介など、配信内容は自由です。

ライブショッピングとRakuten LIVE違いは、配信者と配信内容にあります。

ライブショッピングは、ブランドや企業による商品の販売促進を目的としたサービスです。

一方Rakuten LIVEは、配信者も配信内容も多種多様で、誰でも気軽に発信できます。

楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」を利用するメリット

楽天のライブコマース「ショッピングチャンネル」を利用するメリット

楽天のショッピングチャンネルは、楽天市場を利用する店舗にとって魅力のあるサービスです。

どのようなメリットがあるか見ていきましょう。

メリット①:商品の魅力を最大限に発信できる

ライブ配信を通して、商品の魅力を最大限に発信できます。

商品ページの文章や写真では、どうしても商品の良さが伝えきれません。

しかし、ライブ配信を利用すれば、実際に商品を使うシーンを顧客に見せることができます。

すると商品のサイズ感や使用感・雰囲気がより鮮明に。

また、コメントや質問に答えることで、視聴者とのコミュニケーションにもなります。

メリット②:商品を訴求しやすい

ライブ配信の画面から、すぐに商品を購入できるのも大きなメリットです。

使えるクーポンも表示されるため、視聴者は購買意欲を駆り立てられるでしょう。

また、視聴者からのコメントや質問に答えることで、迷っていた層も購入に誘導することができます。

LINEやTwitterなどのSNSへの共有機能も搭載しており、企業や商品の拡散も期待できるでしょう。

メリット③:大手ECモールによる安心感

ショッピングチャンネルは楽天が運営するサービスのため、安心感があります。

また、知名度があることで、ライブ配信の集客にも好影響を与えるでしょう。

テレビCMやライブ配信のゲストに有名人を起用するといったところも、楽天の企業力が為せる技。

おかげで色んな企業やブランドが参加し、豊富なジャンルの商品を取り揃えます。

これからも益々ライブ配信を利用する店舗は増えていくでしょう。

メリット④:セールやイベントの恩恵

ショッピングチャンネルは、楽天市場で頻繁に開催されているセールやイベントの恩恵を受けられるところがメリットです。

「楽天スーパーSALE」「お買い物マラソン」「ポイント◯倍キャンペーン」などのタイミングでライブ配信を実施すれば、視聴者の獲得が期待できます。

また、ショッピングチャンネル単体でも、季節的なものや特定ジャンルのイベントもライブ配信の狙い目といえるでしょう。

ゲストに有名な芸能人やインフルエンサーを招くこともあるため、視聴者も自ずと増加します。

このように、楽天市場ならではのセールやイベントを利用すると、売上アップに繋がるのでおすすめです。

日用品に関するライブ配信イベント

出典元:楽天市場

自分の店舗が扱う商品を紹介してもらえれば、売り上げアップに繋がること間違いなしです。

メリット⑤:配信はアーカイブとして残せる

ライブ配信はアーカイブとして残すことができます。

そのため、見たくても見れなかった層へのアプローチも可能です。

また、アーカイブを残すかどうかの設定は自由。

セール品や季節モノのライブ配信は、該当期間を過ぎたら削除するよいでしょう。

楽天のライブコマースを利用するデメリット

楽天のライブコマースを利用するデメリット

ショッピングチャンネルは便利なサービスですが、デメリットも存在します。

知らずに利用してしまうと、思わぬ落とし穴にはまるかもしれません。

デメリット①:楽天市場への出店費用が高い

ショッピングチャンネルを利用する場合は、楽天市場へ出店する必要があります。

しかし、楽天市場の出店費用が他の大手ECモールと比べても高めの設定です。

 

 楽天市場AmazonYahoo!ショッピング
出店費用

【がんばれ!プラン】
21,450円/月
【スタンダードプラン】
55,000円/月

4,900円/月+手数料初期費用無料
ストアポイント原資負担1%~15%
キャンペーン原資負担1%
etc
大手ECモールの出店費用比較表

そのため、ショッピングチャンネル目的で、楽天市場を始めるのは得策ではありません。

あくまでもショッピングチャンネルは、販売を促進させるサービスの一部と捉えておきましょう。

また、出店審査も厳しいので、まずは店舗としての品質を求めるべきです。

デメリット②:視聴者を集客しなければならない

ライブ配信は、誰もがどこにいても気軽に視聴できるのが強みです。

しかし、その視聴者がいなければ、いくら良い配信をしても意味がありません。

たくさんの人に見てもらえるよう、工夫する必要があります。

例えば、TwitterやInstagramなどのSNSでライブ配信の告知をするなど。

いきなりライブ配信をしても効率が悪いため、事前にフォロワーへ呼びかけておくとよいでしょう。

またSNSは拡散力が高く、新たな顧客を呼び込める可能性も。

集客が成功すれば、視聴者は自ずと増加します。

デメリット③:ショッピングチャンネルの場所が分かりづらい

ショッピングチャンネルのアーカイブやイベント配信が、どこにあるのか分かりづらいのも欠点です。

楽天市場のトップページを探しても「ショッピングチャンネル」の文字は見当たりません。

ネットの検索で「ショッピングチャンネル」と打ち込んで、やっと表示されます。

しかし、専用のページや特設サイトなどもありますが、探すのに一苦労です。

デメリット④:サービスの歴史が浅い

ショッピングチャンネルは2021年11月に提供開始と、まだ歴史が浅いサービスです

普及率もサービス内容も、完成されているとは言えないでしょう。

Rakuten LIVEが終了しているという背景を踏まえると、ショッピングチャンネルも終了する可能性はあります。

ただし、ライブコマースの需要が高まっている今、ショッピングチャンネルの利便性も注目されるでしょう。

そして、現状のままではなく、これから様々な機能やサポートが増えることも期待できます。

まとめ

今回は楽天市場のライブコマース機能「ショッピングチャンネル」について解説しました。

ECモールおよびオンラインショッピングと相性が良く、販売促進に一役買ってくれます。

楽天市場に出店するのであれば、使わない手はないでしょう。

認知度・集客率ともに高い楽天市場ですが、それでも集客は難しいもの。

また、店舗の運営とライブ配信は使うノウハウがまったく違うため、うまくできるか不安を抱えていたり外注を検討していたりするかもしれません。

弊社では、ライブ配信代行の相談に乗っていますので、ぜひお気軽に相談下さい。

合同会社SAWLへの無料相談はこちら!

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児島 和樹

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