Facebook広告の予算設定のやり方!最低出稿金額や支払い方法も

  • 更新日:2024/2/9
Facebook広告の予算設定のやり方!最低出稿金額や支払い方法も

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。
Facebook広告の代理店16選【費用やFacebook認定パートナーの一覧も解説】
  • 更新日:2024.04.02

Facebook広告の代理店16選【費用やFacebook認定パートナーの一覧も解説】

「Facebook広告は最低いくらから出稿できる!?」

「広告予算ってどうやって決めるの?」

「Facebook広告の予算の仕組みが知りたい」

この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?

Facebook広告は、個人でも簡単に広告が出稿できるのが特徴ですが、初めて出稿する場合どれくらいの予算で初めて良いか見当がつかないと思います。

この記事では、予算の決め方などについて説明していますので、Facebook広告の予算目安についてお悩みの方は、是非、最後までご覧下さい。

アドトラでは、Facebook広告チェックシートを無料で配布しております。

下記のリンクからご確認ください!

Facebook広告チェックシート無料配布中

関連記事:Facebook広告とは?【特徴から運用法までこの記事だけで理解できます】

Facebook広告の予算の最低目安は!?

Facebook広告の予算の最低目安は!?

Facebook広告だけに限らず、広告運用費用は、運用方法により2つに分けられます。

  1. 自分(社内で運用する)
  2. 代理店に運用してもらう

それぞれ費用が異なりますので、別々に最低予算を見ていきましょう

Facebook広告を自分で(社内)運用する場合

Facebook広告を自分で運用する場合は、Facebookに支払う広告費のみになります。

Facebookに支払う広告費は自由に設定できますが、テストなどの場合は月額3万程度から始めるのが一般的と言われています。

Facebook広告を代理店に運用してもらう

Facebook広告を代理店に運用してもらう場合は、Facebookに支払う広告費+代理店支払う金額が発生します。

最低でも月額3~5万程度は必要ですので、代理店にお願いする場合は、最低10万円程が最低予算です。

具体的にFacebook広告の代理店では、どのような事をしてくれるかを説明します。

画像・動画などの広告のデザイン

広告は、ターゲットなどの設定も大事ですが、クリックされるかは、魅力的な広告デザインである必要があります。

魅力的なデザインの広告に目が行くのは、商品のデザインに惹かれて衝動買いしてしまう心理と一緒ですので非常に重要です。

Facebook広告代理店は、実績のある様々なデザインフォーマットを持っているので高いパフォーマンスが見込めます。

ターゲティングの設定

広告をどんな人に配信するかの設定も代理店で行ってくれます。

Facebook広告では、年齢層、住まい、性別、言語、興味、行動など詳細なターゲティングが可能なので、初めて広告を出稿する方は、どのように設定して良いか全く分からないと思います。

Facebook広告代理店は、そういったターゲティングのノウハウを周知したプロなので、売り出したい商品やサービスのユーザーを的確に絞り込んでアプローチが可能になります。

広告運用業務

Facebook広告は、広告を出稿するのがゴールではありません。出稿した後の運用が必要になります。

配信結果をモニタリングしながら広告クリエイティブやターゲティングの調整を行うことによって、効果を継続するのが目的です。

こういった運用業務をFacebook広告代理店が行ってくれます。

データ解析

初心者でも「1万円使って3件のコンバージョンを達成した!」くらいであれば把握することは可能です。

Facebook広告で効果を出し続けるためには、データ解析が必要になっていきます。

数字をただ見るだけではなく、今よりももっと良くなるにはどういった改善が必要か?効果を継続するためにはどのような対策が必要か?こういった目に見えないアドバイスを代理店はしてくれます。

Facebook広告の予算があるようであれば、代理店にお願いしてみましょう。

下記記事では、おすすめのFacebook代理店を紹介していますので参考にして下さい。

関連記事:Facebook広告が得意なおすすめ代理店7選!

Facebook広告の料金の仕組みについて

Facebook広告の料金の仕組みについて

Facebook広告で出稿する広告費は広告主が決められるため、予算に合わせて運用ができる仕組みになっています。

料金を決定する方法は下記の2通りです。

  • 合計消化金額
  • 獲得した各結果の単価

それぞれの料金について詳しく解説していきます。

合計消化金額

合計消化金額とは、広告配信に対してかかる全体の金額のことです。

Facebook広告アカウントに紐づく全てのキャンペーンに対して、それぞれ使用できる上限金額を決められます。

広告費の上限金額を設定することで、予算より多く広告費がかからないようにでき、無駄な広告配信を防げます。

合計消化金額に達したら広告配信が停止する仕組みです。

獲得した各結果の単価

獲得した各結果の単価とは、広告の目的に応じたインプレッションやコンバージョンなどのアクションに対して発生する料金で、1つのアクション獲得にかかった平均単価のことです。

ユーザーに配信される広告は、広告オークションによって決まるため、入札戦略によってコントロールしていく必要があります。

予算やターゲット層、入札戦略の組み合わせによっては、必ず獲得できるとは限りません。

結果が得られない場合は広告の配信が停止され、料金は発生しない仕組みです。

Facebook広告の予算目安決める前に課金方法を知ろう!

Facebook広告の予算目安決める前に課金方法を知ろう!

まず、予算を決めていく場合、Facebook広告の課金方法を知る必要があります。

Facebook広告には2つの課金方法があるので、こちらを理解しましょう。

  • CPC課金(クリック課金)=1クリックごとに費用が発生する
  • CPM課金(インプレッション課金)=1,000回表示されるごとに費用が発生する

CPC課金(クリック課金)

CPC課金(クリック課金)は1クリックごとに料金が発生します。

一見CPC課金(クリック課金)の方が予算が抑えられそうですが、WEBサイトに誘導しても何もアクションを起こさない場合もありますので、そちらも加味する必要があります。

単価は入札形式です。

競合よりも入札の金額が安いと広告が表示されない場合もありますので注意が必要です。

関連記事:Facebook広告のCPCが高い時にやるべき3つの対策

CPC課金(クリック課金)のメリット

  • クリックされない限り課金されないので、コストが抑えられる。
  • 広告テキストにユーザーを絞り込むようなメッセージを入れば、さらにコンバージョンが上がる

CPC課金(クリック課金)のデメリット

  • 入札単価が安すぎると広告が配信されない

CPM課金(インプレッション課金)

CPM課金(インプレッション課金)は、1,000回表示するごとに料金が発生します。

こちらの課金方法の方が、より多くのユーザーに広告を見てもらるのが特徴です。

関連記事:Facebook広告のCPMの仕組みを理解してコストを下げよう!

CPM課金(インプレッション課金)のメリット

  • クリック率を高くなれば、クリック課金よりもコストが抑えられる
  • 多くのユーザーに広告を見てもらえる

CPM課金(インプレッション課金)のデメリット

  • クリックされなくても課金されるので、クリックされなかった場合損してしまう

Facebookその他課金方法

その他、目的によって下記の課金対象が選択できるパターンもあります。

  • 広告経由でアプリがインストールされるごとに課金される
  • Facebookページにいいね!が押されるごとに課金される
  • 動画再生が合計10秒以上動画再生された場合に課金される
  • 投稿へのいいね!やコメント・シェアごとがあれば課金される

目的に合わせて課金方法を設定してみましょう。

CPI(インストール課金)

広告経由でアプリがインストールされるごとに課金される課金方法です。

単価の相場は、アプリ1インストールあたり100~200円程となっています。

CPV(動画の再生課金)

動画広告を1回視聴した際に発生する料金形式のことです。

動画広告を見る可能性が高いユーザーに有効な手段になります。

設定方法は下記の2種類です。

設定できる課金方法課金条件
ThruPlay15秒以上動画が再生されるごとに課金(※15秒未満の動画の場合は、最後まで再生されたら課金)
動画の2秒以上の継続的な再生動画が2秒以上再生された場合に課金

目的別に選択できる課金方式

Facebook広告では、マーケティングの目的に合わせた広告配信が選択できます。

目的は、「認知」「トラフィック」「エンゲージメント」「リード」「アプリの宣伝」「売上」の大きく6つに分かれています。

目的の種類によって課金方式を選んで広告配信が可能です。

目的種類課金方法
認知ブランドの認知度アップCPM
リーチCPM
動画の再生数アップCPM・ThruPlay
トラフィックリンクのクリックCPM・CPC
ランディングページのビューCPM
エンゲージメントいいね!、コメント、シェアCPM
動画の再生数アップCPM・ThruPlay
メッセージCPM
リードインスタントフォームCPM
通話CPM
メッセージCPM
登録CPM
アプリの宣伝アプリのインストールCPM・CPC
アプリイベントCPM・CPC
売上コンバージョンCPM
メッセージCPM
カタログ販売CPM

Facebook広告の予算設定の種類

Facebook広告の予算設定の種類

Facebook広告の予算設定方法は以下の4種類です。

  • キャンペーン上限予算
  • アカウント上限予算
  • 広告セット上限予算
  • 通算予算

それぞれの特徴を紹介します。

キャンペーン上限予算

キャンペーン上限予算とは、広告キャンペーン単位で予算の上限を設定する方法です。

複数のキャンペーンを運用している場合に利用すると、効率的な広告運用が行えるでしょう。

キャンペーン単位での広告費の調整が可能であるため、例えば予算を多くとりたいキャンペーンや予算を抑えたいキャンペーンがある場合に、予算の振り分けができるメリットがあります。

キャンペーンごとに、設定していた予算上限に達すると広告の配信が停止する仕組みです。

アカウント上限予算

アカウント上限予算は、アカウント全体で予算の上限を設定する方法です。

アカウントに紐づく広告すべての上限が設定されるため、アカウント上限予算に達すると、すべての広告配信が停止します。

例えば広告全体にかける予算が決定している場合に、アカウント上限予算を設定しておくことで、広告費が予算オーバーすることを防げます。

複数のキャンペーンを運用している場合、それぞれの上限予算を決める必要がなく、一括で予算設定が可能です。

広告セット上限予算

広告セット上限予算は、広告セットごとに予算を設定する方法です。

広告セット上限予算を設定すると、キャンペーン上限予算よりも、細かく広告費の調整ができます。

広告セットのそれぞれのパフォーマンスに応じて、最適な予算設定ができるため、無駄な広告配信を防げ、効果が高い広告セットに予算をかけられることで効率的な広告運用が可能です。

通算予算

通算予算とは、1週間や1ヶ月など、特定の期間で予算を設定する方法です。

通算予算を設定すると、Facebook側が最適な頻度で広告を配信していきます。

基本的に指定した期間内で均等に予算を使用するように配信されますが、状況に応じて特定の日時に配信を増減される場合もあります。

毎日一定数の配信があるわけではなく、日ごとに広告配信量の差が出る場合があることを知っておきましょう。

Facebook広告の支払いについては、こちらの記事を参考にしてください。

関連記事:Facebook広告の支払い方法と設定方法を解説

Facebook広告の予算目安の決め方

Facebook広告の予算目安の決め方

Facebookの課金方法を理解したら具体的な予算を決めていきましょう。

予算を決める方法はいくつかありますので紹介させて頂きます。

目的から予算を決める

Facebook広告を出稿するときには広告を出す目的が必ずあります。

  • 商品の認知
  • 商品の販売
  • HPへ集客
  • 資料請求
  • アプリのダウンロード

この広告の目的によって、予算は大きく変わります。

どれくらいのユーザーに広告を届けたいのかを決めたら、一度実際に広告配信をしてみて、いくらの予算をかければ達成されるかを試してみましょう。

そこから予算を調整していくという方法です。

目標売上で決める

広告配信の目的が商品の販売の場合、商品の売上目標から広告費の予算を決める方法もあります。

仮に1万円の商材を売っているとします。

売上目標は100万円なので100個販売しないといけません。

人件費や仕入れ価格などを差し引くと1つの商品あたり7000円の利益です。

ここから一個の商品を販売するのに充てられる広告費を仮定で算出します。

仮に2,000円としましょう。

  • 2,000円(一個販売するための広告費)×100個(目標個数)=20万(100個販売するための広告費用

よって予算目安は20万円となります。

コンバージョン率とクリック単価から決める

コンバージョン率とクリック単価から予算を決める方法です。

商品単価は10万円、売り上げ目標が1000万円なので100個販売しないといけません。

コンバージョン率が1%で広告のクリック単価が100円だとします。

1万円=商品が1個売れる広告費です。

  • 1万円(1個売れる広告費)×100(目標個数)=100万円(100個売れる広告費用)

よって予算目安は100万円となります。

シュミレーションをして、Facebook広告の予算目安の参考にする

Facebookには、事前にオーディエンスの設定などをして、「どれくらいのユーザーに広告が配信されるか?」「コンバージョン率はどれくらいか?」をシュミレーションしてくれる機能があります。

こちらの機能を利用して、広告の予算の目安とするのも有効な方法です。

手順は下記の通りです。

①広告マネージャーからキャンペーンの作成をします。

キャンペーン作成をタップ
キャンペーン 作成画面

出典元:Facebook広告

②キャンペーンの目的「コンバージョン」をタップします。

キャンペーン コンバージョン
キャンペーン選択画面

出典元:Facebook広告

③一日の予算を入力します。ここでは「1,500円」と入力します。

キャンペーンの予算を決める
予算設定 画面

出典元:Facebook広告

④オーディエンスの設定を行います。

オーディエンスの設定
オーディエンスの設定 画面

出典元:Facebook広告

➄オーディエンスの設定が終わると、一日のリーチ数に目安とコンバージョン率の予測が表示されます。

リーチ コンバージョンの予測
リーチ コンバージョンの予測画面

出典元:Facebook広告

1日1,500円の予算で1日に最低2件のコンバージョンを獲得できる予測なので、コンバージョン1件当たり750円の費用が掛かる事が分かります。

これを目安として予算の目安を決めていく事ができます。

Facebook広告予算を無駄しないための注意点

Facebook広告予算を無駄しないための注意点

広告予算を決めても、運用方法によっては予算を無駄にしてしまう可能性もあります。

こちらでは予算を無駄にしないための注意点を説明します。

スマホで広告マネージャーを利用しない

Facebook広告は、誰でも簡単に広告を出せるのが特徴なので、スマホアプリからも広告を出稿する事ができます。

しかし、スマホの広告マネージャーの場合、制限されている機能があるため、費用対効果が悪くなる可能性があります。

そのため、Facebook広告を出稿する際は必ずPCから行いましょう。

スマホのアプリの場合、下記機能が利用できません。

  • 年齢、性別、配置などクリック単価、クリック率がわからない
  • ピクセルを使用した類似オーディエンス、カスタムオーディエンスの設定

目標が不明確

広告を出稿する際は、必ず目標の設定を詳細にきめましょう。

「いくらの予算を使って、いつまでに、何件コンバージョンを獲得する。」といったように目標を設定して下さい。

目標が決まっていないと、予算の調整が難しくなりますし、失敗をする原因にもなります。

目標を決めていくには、「10万円の広告費を掛けて結局何件コンバージョンがあったのか?」のように結果を把握しておく必要があります。

コンバージョン計測結果が確認できるのは、Facebookのツール『ピクセル』です。

ピクセルで出来る事は、下記の通りです。

  • コンバージョン計測
  • リマーケティング設定
  • 広告の最適化をし、効果的にコンバージョン獲得しやすいよう広告を配信してくれる

是非、利用しましょう。

キャンペーンが一個だけ

Facebook広告配信をする場合は、いくつかのキャンペーンを作成しておきましょう。

一番ダメな例は、18歳以上の男女全てに広告を配信すると言ったような広すぎるターゲティングです。

広告配信のターゲットが広すぎると、コンバージョンが見込めません。

できれば、1キャンペーンあたり配信数が10万人以下になるように設定を行い、年齢や性別などで区分し、それぞれの広告を配信しましょう。

コンバージョン率が高いターゲティングを模索していかないと広告費を無駄にしてしまう事になります。

Facebook広告の予算についてのQ&A

Facebook広告の予算についてのQ&A

Facebook広告の予算について、よくある質問にお答えしていきます。

Facebook広告運用前に予算の疑問点を解決しておきましょう。

Facebook広告のいいねの単価はいくらですか?

Facebook広告のいいねの単価は、100~400円程です。

いいねの単価は、Facebook広告の出し方、「いいね!」の数、魅力度などの条件によって決定します。

Facebook広告の予算を確認する方法は?

Facebookアカウントの上限予算は、広告マネージャーの「支払い設定」にある「アカウントの上限予算」から確認できます。

現在の設定情報と残高の進捗の確認が可能です。

他の確認方法としては、「キャンペーン予算の金額入力欄」または、広告セットの「予算と掲載期間」に設定予算よりも高い金額を入力するという方法もあります。

Facebook広告の上限は6,000円ですか?

Facebook広告アカウントを立ち上げてから1~2週間は、1日あたりの広告予算の上限が6,000円程度になる制限がかかる仕組みです。

そのため、アカウントを作成したばかりは、広告予算を多くかけられないことを知っておきましょう。

Facebook広告の1クリックいくらですか?

Facebook広告の1クリックの単価の目安は、100~300円程です。

1クリックの単価は、オークション制で決まるため、競合が多い場合は単価が高くなり、競合が少なければ低くなります。

まとめ

Facebook広告の予算の目安について紹介をさせて頂きました。

予算を決めていく場合は、まず目的と目標を詳細に決定しましょう。

そして、便利なツールなどを使いながら予算を決めることをおすすめします。

自分には難しいと思った方は、弊社にご相談下さい!無料にて相談に乗らせて頂きます。

アドトラへの無料相談はこちら!

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。

TOPへ戻る