Facebook 広告審査は時間が掛かる!?審査に落ちないための対策とは?

  • 更新日:2024/2/9
Facebook 広告審査は時間が掛かる!?審査に落ちないための対策とは?

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。

「Facebook広告の審査期間はどのくらい?」

「審査に通るための対策が知りたい」

「審査に落ちたときの対処方法が知りたい」

Facebook広告を出稿するには、審査が必要です。

しかし、Facebook広告の審査をするには審査基準(ポリシー)を理解しなくてはいけません。

そこで本記事では、Facebook広告の審査基準(ポリシー)や審査を通りやすくするポイントを解説しています。

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関連記事:Facebook広告とは?【特徴から運用法までこの記事だけで理解できます】

Facebook広告の審査とは

Facebook広告の審査とは、広告がプラットフォームの基準に適合しているかを確認する過程です。

この審査の対象は、以下の通りです。

  • 広告主のアカウント
  • 広告文
  • 広告の画像
  • ターゲット設定
  • ランディングページ

例えば、広告文は、明確で誤解を招かない内容である必要があります。

広告の画像も、誤解を招くような誤表示や不適切なコンテンツが含まれていないかが審査されます。

Facebook広告の審査は、広告がプラットフォームのガイドラインに従い、ユーザーに対して適切かつ安全な体験を提供することを目的としています。

Facebook広告の審査の仕組み

Facebook広告の審査では、膨大な数の広告に対して広告規定の適用を行うために自動システムが採用されています。

この自動システムは、広告がFacebookの広告ポリシーに違反していないかを迅速に判断するために設計されています。

また、自動審査システムだけではなく、必要に応じてスタッフによる手動審査も併用されています。

Facebook広告の審査は、出稿前だけの広告だけではなく、出稿後の広告も再審査の対象です。

例えば、ユーザーからの報告により、広告が規定に違反していると判断される場合、再審査の対象となり、必要に応じて掲載停止や修正が行われます。

結論、Facebookの広告審査システムは、自動化された技術とスタッフによる手動審査を組み合わせることで、広告が同社のポリシーに適合しているかを確実に評価しています。

Facebook広告審査は時間がかかる?

Facebook広告の審査は、広告を管理画面で作成し公開ボタンを押した後から開始されます。

一般的に、審査は24時間以内に完了することが多いですが、状況によってはこれ以上の時間がかかることもあります。


そのため、広告を配信したい日時を考慮して、計画的に広告の作成と提出を行うことが重要です。

例えば、特定のイベントやキャンペーンに合わせて広告を配信したい場合、審査の時間を考慮して少なくとも数日前には広告を提出する必要があります。

Facebook広告の作成方法に関しては下記記事を参考にして下さい。

関連記事:Facebook広告の出し方を6ステップで解説

Facebook広告の審査基準(ポリシー)とは?

Facebook広告の審査基準(ポリシー)とは、広告がFacebook上で配信される前に満たすべき一連のガイドラインです。

これらの基準は、広告の内容、表現、およびその他関連する側面がFacebookのポリシーに沿っていることを保証するために設けられています。

審査基準には以下のような内容が含まれます。

審査基準詳細
コミュニティスタンダードの遵守広告は、暴力的、差別的、虚偽の情報、成人向けコンテンツなど、Facebookのコミュニティスタンダードに反する内容を含んではなりません。
透明性広告は誤解を招くか欺瞞的な内容を含むべきではありません。製品やサービスに関する正確な情報を提供する必要があります。
著作権と商標他人の著作権、商標、その他の知的財産権を侵害するコンテンツは禁止されています。
特定の製品やサービスへの制限タバコ、薬物、危険なサプリメント、武器などの特定の製品やサービスの広告は制限または禁止されています。
ターゲット設定年齢、性別、民族などに基づく差別的なターゲット設定は禁止されています。
ランディングページの品質広告がリンクするランディングページは、ユーザーに安全で信頼できる体験を提供する必要があります。

広告主は、広告キャンペーンを計画する際、これらのポリシーを順守することが求められます。

Facebookのポリシーは時折更新されるため、常に最新のガイドラインに従うことが重要です。

参考:広告規定の紹介|Meta

時間を掛けずにFacebook広告審査を通過しよう!

広告を配信したい時間に間に合わない!?

そんな事がないようにFacebook広告の審査に落ちないための注意点を紹介します。

テキスト量を少なくする

広告のテキスト量を少なくする

Facebook広告の審査を時間をかけずに通過するには、テキスト量を少なくする方法が有効です。

実際、広告審査でよくある落ちる理由の一つが、広告に含まれるテキストが多すぎることです。

過去にFacebookは、広告画像内のテキストが全体の20%以下でなければならないルールを設けていました。

しかし、現在はこのルールが廃止され、画像内のテキスト量が少ないほど良いという方針に変更されています。

したがって、画像でユーザーの注意を引き、広告文でコンバージョン(CV)を促すという戦略が有効です。

関連記事:Facebook広告の文字数や画像サイズを解説!目的に合った広告フォーマットを見つけよう!

個人を特定できる画像や暗示をしてはいけない

個人を特定できる画像や暗示をしてはいけない

Facebook広告では、個人を特定できるような広告画像は使用できません。

これは自動化広告販売が始まり、差別許容状態に対する批判を受けたのがきっかけです。

個人を特定できるような画像や人種などに関する画像を利用する場合は注意が必要です。

また、Facebook広告では直接的に暗示するような表現が禁止されています。

例としては、金融サービスなどの場合は

〇「あなたのニーズに理解し、あなたに合った最適な金融プランを紹介します」

×「自己破産を考えていませんか?弊社のサービスであればあなたを救えます」

このようにピンポイントに状況を特定し、暗示をするような表現はNGとされているので、キャッチコピーを考える場合も注意が必要です。

体の一部を表現する写真を使用しない

体の一部を表現する写真を使用しない

「体の一部を特に強調する写真を使用しない」ことも、Facebook広告審査のポイントです。

体の一部を強調した写真は成人向けコンテンツとして認識されるためです。

具体的な例として、健康食品やダイエット製品の広告でモデルのお腹など特定の部位をアップで表示すると、この基準に抵触する可能性があります。

代替案としては、製品やサービスを利用した人々からの推薦コメントやレビューを掲載することが有効です。

下記公式サイトにも代替案が複数掲載されているので参考にしてください。

参考:個人の健康状態および容姿に関するMetaの広告ポリシーについて|Meta

Facebookの表現方法

Facebookの表現方法

広告内で、Facebookのロゴを入れたりする場合は、非常に細かいルールが決まっています。

ルールは下記の通りです。

  • 「Facebook」の文字を使う場合、回りにコンテンツと同じフォントスタイルを利用する
  • 「Facebook」も頭文字も必ず「F」と大文字にする必要がある
  • 「Facebook」のロゴを使う場合は、ブランドリソースセンターのものを利用する
  • 「Facebook」という単語の代わりにFacebookロゴやアイコンを使用してはいけない

年齢制限のある商品

年齢制限のある商品

年齢制限のある商品に関するFacebook広告のルールは厳格なため、迅速な審査通過のためにはこれらのルールを熟知することが重要です。

例えば、アルコール類の広告は、飲酒が法律で許可されている地域や年齢層にのみ配信が可能です。

つまり、飲酒が禁止されている国や未成年に対しては、アルコールの広告を行うことはできませんし、そうした設定で広告を出稿すれば、審査は通過できません。

以下に、年齢制限のある商品のFacebook広告に関する主なルールを表でまとめます。

商品カテゴリルール
デート・出会い関連成人を対象としたサービスのため、未成年者への広告配信は不可。専用フォームから申請手続きが必要
美容関連減量に関連する商品または、美容整形を宣伝する広告では、18歳以上の人をターゲットに設定する必要がある
金融商品や金融サービスクレジットカードなどのサービスを宣伝する場合は、18歳以上の人を対象にする。また、ランディングページ内で個人が特定できる情報入力を直接要求してはいけない

参考:広告規定の紹介|Meta

QRコードを広告画像で使用しない

QRコードを広告画像で使用しない

Facebook広告画像ではQRコードに使用が禁止されています。

Facebook広告の規約では、広告は正しく機能し運用されるべきとあります。

そのため、広告のリンクから飛ぶのが正しい機能とFacebookは定めているため、QRコードは規約違反となってしまいます。

一般の広告では、QRコードを使ったものは一般的になっていますが、Facebook広告では、利用できないので注意が必要です。

支払い状態の確認

支払い状態の確認

クレジットの支払い設定が出来ていないので審査に通らないというケースも多いです。

クレジット有効期限や名前などを確認しましょう。

また、以前、Facebook広告でクレジットカードを使用し、広告ポリシーに違反し、アカウントが停止になったことがある場合は、注意が必要です。

一度違反をすると、それに紐づきクレジットカードの情報もブラックリストに追加されています。

以前に、違反経験のある方は、別のクレジットカードを利用しましょう。

参考:Facebook広告の支払い方法と設定方法【クレジットカードが拒否された時の対処法も紹介】

Facebook広告の審査に落ちた場合の対処方法

Facebook広告が審査で承認されなかった場合

Facebook広告の審査に落ちた場合、Metaビジネスサポートホームへのリンクが記載されてメールが届きます。

リンクから広告が却下された理由が確認可能です。

理由を確認後、以下いずれかの対応を実施します。

  • 広告編集・新しい広告の作成を行う
  • 再審査をリクエストする

各対処法の判断方法と、手順についてみていきましょう。

広告編集・新しい広告の作成を行う

Facebook広告の審査基準に違反し、広告が却下された場合は、広告編集・新しい広告の作成が必要です。

まず、お知らせメールからビジネスサポートホームへアクセスし、審査に落ちた理由を確認しましょう。

その後、画像、動画、テキスト、ターゲット設定、ランディングページなど、ポリシーに違反している可能性のある構成要素を一つずつ確認し、必要に応じて修正します。

広告の編集が完了すれば、自動的に再審査が始まります。

再審査をリクエストする

広告が不当に却下されたと思われる場合は、再審査をリクエストしましょう。

再審査をリクエストする手順は以下の通りです。

  1. 「ビジネスサポートホーム」にアクセス
  2. 却下された広告が含まれるアカウントを選択
  3. 該当する広告セット、キャンペーンを選択
  4. 「審査をリクエスト」→「送信」を選択して審査リクエスト完了

また「ビジネスサポートホーム」では、提出した再審査リクエストのステータスをいつでも確認することができます。

まとめ

Facebook広告には細かいルールがあります。

時間を掛けずに審査に通る為にも、しっかり今回の注意点を確認してから、広告を作成するようにしましょう。

ご不明点があれば下記ページからお気軽にご相談下さい。

アドトラへの無料相談はこちら!

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児島 和樹

児島 和樹

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個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。

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