Facebook広告動画の作り方【初心者マニュアル】
「Facebook広告動画の基本情報やルールが知りたい」
「Facebook広告動画のメリットが知りたい」
「Facebook広動画告の作り方が知りたい」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
今回は、Facebook広告動画について紹介をしています。
動画広告は、画像広告に比べ、商品の特徴が伝えやすかったり、ユーザーが目を止めやすいなどのメリットがあります。
今回は動画広告のメリットから動画広告に作成方法まで紹介していますので是非参考にして下さい。
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関連記事:Facebook広告とは?【特徴から運用法までこの記事だけで理解できます】
Facebookの広告動画とは?
Facebookの動画広告とは、Facebook上で流れる動画広告です。 動画広告は、Facebook上で簡単に始められます。
お手持ちの写真や動画、または無料のストック画像を使用した動画を作成して、ユーザーに広告を配信できます。
自社の商品・サービスやブランドストーリーなど動画で流すのに適しています。
Facebook広告動画の種類は下記の通りです。
インストリーム広告
インストリーム広告とは、Facebook上でユーザーが動画視聴中に配信される広告です。
YouTube広告の動画視聴前や途中に流れる広告と同じ仕組みです。
フィード広告
フィード広告とは、Facebook(タイムライン)に表示される広告です。
デスクトップニュースフィード、モバイルニュースフィード両方に対応しており、自然にユーザーにリーチする事が可能です。
ストーリーズ(スマホ)
動画広告がスマホ画面いっぱいになるので、インパクトが強く人目を惹きつける効果がある配信先です。
Facebook動画広告の配信場所
Facebookの動画広告の配信先は、下記の通りです。
ニュースフィード
Facebookの友達の近況やFacebookページの投稿などのタイムライン上に表示される広告場所です。
サムネイル画像も大きく表示され、現在は、スマホユーザーが多いため目を引くという特徴があり、コンバージョンにつながりやすい場所です。
右側広告枠(PC)
Facebookのタイムラインの右側に表示される広告です。
人は文字を読むとき、左から右に視線がいくと言われているので、注目されやすい広告枠と言われています。
メッセンジャー
Facebookのメッセンジャーを開いた時に、メッセンジャー内に広告が配信されます。
メッセージャーでやり取りをしていることが条件となります。
プレミアム動画広告枠
プレミアム動画広告は、予算が大きな限られた広告主のみが配信できる広告で広告の掲載場所は、ニュースフィードの一番上か次に表示されるため、目立つのが特徴です。
Facebookの広告動画の秒数やサイズなどの形式
Facebookの広告動画の長さやサイズなどのルールについて記載します。
動画アスペクト比 | 9:16~16:9 |
動画のファイルサイズ | 最大4GB |
動画解像度 | スペクト比とファイルサイズを条件を満たした上で、最も解像度の高い動画をアップロードする |
動画の長さ | 1秒~240分 |
動画のキャプション | 任意 |
動画音声 | 任意 |
Facebookの広告動画の長さについて
Facebook広告動画重要になるのが、動画広告の長さです。 配信フォーマットによって、配信できる長さが1秒から~240分と異なりますが、やたら長い動画広告の配信はおすすめ出来ません。
ユーザーが途中で飽きてしまい離脱する可能性がある為です。
一般的に最もエンゲージメントが大きくなるのは、1分前後の動画と言われています。
もちろん商品やサービス目的によって最適な動画サイズは異なりますが、始めて動画広告を作成し、配信する場合は、1分前後を目安にしてみましょう。
Facebookの広告動画の課金ルール
Facebook広告での課金ルールを記載します。
- クリック課金(CPC課金)
- インプレッション課金(CPM課金)
- 動画を10秒再生課金
- 動画の2秒以上の継続的な再生課金
- アプリインストールしたら課金
- ページへ「いいね!」をもらったたら課金
目的に合わせて自分に合った課金方法を選びましょう。
Facebookの広告動画のメリット
Facebook広告のメリットは、下記の通りです。
タイムラインで自動再生される
Facebookの動画広告はタイムラインをスクロールして広告が表示されると、クリックしなくても自動で動画が再生されるため、クリックしないと再生されない動画広告より、見てもらいやすいのが特徴です。
画像テキスト数に縛られない
Facebookの画像広告などの場合は、画像上のテキストが20%を超えてはいけないというルールがある為、商品・サービスによっては、特徴が伝えきれないという事もありますが、動画であれば、情報量を多く伝える事ができます。
伝えたい情報がとにかく多い場合は、動画広告はおすすめです。
拡散による二次的な効果を見込める
自身が配信した広告にユーザーから「いいね!」をもらうと、いいね!したユーザーの友人にも動画の広告が拡散されます。
Facebookの動画広告は拡散性が高く、絞ったターゲット以外にも新規顧客からのコンバージョンを見込める可能性があります。
詳細なターゲティングが可能
フェイスブック広告では他の動画広告よりも詳細なターゲティングを指定する事ができます。
Facebookのターゲティングには、「コアオーディエンス」、「カスタムオーディエンス」、「類似オーディエンス」の3種類があります。
地域・年齢・性別・行動・興味などの属性から、詳細なターゲットを決めるコアオーディエスや自社の顧客リストから、FacebookとInstagramユーザーを見つけて広告を配信するカスタムオーディエンス、そこから類似の新規ユーザーを見つけて広告を配信する類似オーディエンスなど、さまざまな配信方法が用意されているのもメリットの1つです。
コアオーディエンスとカスタムオーディエンスについて詳しくは、こちらの記事を参考にして下さい。
関連記事:Facebook広告のコアオーディエンスの設定方法
関連記事:Facebook広告のカスタムオーディエンス完全マニュアル
Facebook広告動画作成キットを使って作り方を解説!
Facebook広告では、手待ちの動画がなくても、簡単に動画が作れる機能が搭載されています。
とても簡単に作成が出来るので手順について説明します。
Facebook広告動画の作成方法手順
①広告マネージャーからキャンペーンを作成します。

②自分のキャンペーンの目的を設定します。ここでは「トラフィック」を選択します。

③広告のメディアの中にある「動画を作成」をタップします。

④動画作成キットが開くので画像の追加をタップします。

➄動画に使用したい画像をアップロードして選択し「次へ」をタップします。

⑥動画の各テンプレートに、先ほど選択した画像が反映されているので各テンプレートを確認し、自分に合ったものを選びます。

⑦テンプレートを選んだら「カスタマイズ」をタップします。

⑧カスタイズ画面では、テキストの入力などを行います。

⑨最後に実際に広告をプレビューし、問題なければ「動画を使用」をタップすれば完了です。

Facebook広告で効果を上げるポイントは?
Facebook広告でコンバージョンを上げるポイントをお伝えします。
動画広告は最初のインパクトで決まる
Facebookの動画広告には、インパクトを持たせることがポイントです。
ユーザーはタイムラインをじっくりと読まず、興味のある投稿だけ見ることが多いです。
そのため、動画広告のサムネイルや内容は、ユーザーの興味を引くためのインパクトが必要になります。
例えば、15秒で効果的な動画広告を作成するには、最初の1~2秒でインパクトを引く動画やメッセージを加えたり、その後に商品・サービス・企業を紹介するテキストなどを入れてみましょう。
ユーザーが思わず目を止めてしまう最初のインパクトが動画広告では、重要になってきます。
無音でも内容が理解できる動画広告にする
ユーザーがFacebookを見ている状況は、外出先、移動先など様々です。
基本外出先でFacebookを見る場合は、無音で見ています。
なので動画広告を作成する場合は、無音でも内容が伝わるようにする必要があります。
音声で商品の特徴などを説明してしまうと、外出先のユーザーに対しては一切PR出来ないという事になり兼ねません。
無音でも効果的な動画広告にするためには動画内に字幕を設置してみましょう。
ユーザーに共感してもらえる内容にする
動画広告の内容が製品の特徴や会社説明ばかりなどの、独りよがりになってしまっては、全く広告は見られません。
説明ばかりの動画だとユーザーはすぐに飽きてしまいます。
ユーザーの興味・関心を引くためには、多くの方に共感してもらえるような内容にしましょう。
例えば、日常生活の一部を切り取ったような内容にしてみたり、誰しもが一度は体験しているようなことを内容にすることで、共感につながります。
効果的な動画広告にするためには多くのユーザーから共感を得ることは非常に重要です。
【Facebook動画広告成功事例①】Clubtails
缶カクテルのブランドClubtailsは、ブランド認知アップのためにFacebook動画広告のストーリーズを使い、55歳以上のユーザーの広告想起率を19ポイント上昇させました。
Clubtailsは、Facebookストーリーズでユーザーに対して乾杯するような楽しげなシーンを紹介し、目の前でパーティが行われているかのようにしました。
Clubtailsの目標である、「乾いたのどに訴える」という一番伝えたい事を、冒頭に持ってくるという手法も採用しています。
【Facebook動画広告成功事例②】ワールド・ファミリー株式会社
幼児向けに英語教材を販売するワールド・ファミリー株式会社では、自社のHPに誘導するためのFacebook写真・動画広告を利用し、自社HPでのコンバージョンを2.4倍にしました。
すでに多くのユーザーを抱えるワールド・ファミリー株式会社では、新規顧客獲得とブランドの認知を目標に掲げました。
自社で独自の豪華賞品が当たるキャンペーンを考案し、Facebook広告からキャンペーンページに誘導をさせました。
オーディエンスに関しては、既存の顧客のデータを利用して類似オーディエンスを作成し、商材に興味を持つであろうユーザーに広告配信を行いました。
まとめ
Facebook広告の動画作成手順やルールについて紹介させて頂きました。
動画の作成自体は、簡単にできますが、ユーザーの目が止まるような広告を作っていく必要があります。
インパクトがあり、共感できるワードなどを動画に入れ、コンバージョンが見込める動画を作成してみましょう。
ご不明な点があればお気軽にご相談下さい。
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