リスティング広告のコールアウト表示オプションとは?構造化スニペットとの違いは?

6月 1, 2022

リスティング広告のコールアウト表示オプションとは?構造化スニペットとの違いは?

「コールアウト表示オプションとは?」
「コールアウト表示オプションのメリットは?」
「コールアウト表示オプションの設定方法は?」

この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?

今回は、コールアウト表示オプションについて詳しく解説していきたいと思います。

コールアウト表示オプションとは?

リスティング広告では、コールアウト表示オプションという機能があります。

この機能は下の画像のように、説明文とは別に表示させることが出来る小さなテキストを表示する機能です。

コールアウト表示オプションの例
コールアウト表示オプションの例(引用元:Google公式ページ)

商品やサービスについての詳細な説明を一言で設定するものになっています。

コールアウト表示オプションのメリットは?

コールアウト表示オプションのメリットは、クリック率の向上です。

何故なら、コールアウト表示オプションを設定し、表示することで検索結果における表示範囲が広がるためです。

他にも、より検索結果のみで表示できる情報が増えることも一因を担っていると言えます。

コールアウト表示オプションのデメリットは?

コールアウト表示オプションのデメリットは、設定を間違えると、コンバージョン率が下がることです。

何故なら、コールアウト表示オプションで表示した文言と遷移先のLPの内容に乖離があると、ユーザーが離脱してしまうからです。

ただし、遷移先のLPと関係ない内容をコールアウト表示オプションで設定するということは基本的にはあり得ないことであるため、デメリットは小さいと言えます。

コールアウト表示オプションと構造化スニペットの違いとは?

コールアウト表示オプションと似たもので、構造化スニペットというものがあります。

設定できる文字数も同じで、違いが分かりにくいかと思いますが、下記のような違いとなります。

コールアウト表示オプション → 自由にサービスや商材の内容についての説明
構造化スニペット → 予めあるジャンル内での商材やサービスについての説明(名詞の羅列の場合が多い)

一言でまとめるのであれば、訴求内容の違いです。

コールアウト表示オプションは、商材やサービスについての魅力を設定します。

一方で、構造化スニペットでは、商材やサービスについて調べる際に使用するポイントを表示します。

具体的の例として、旅行会社を挙げたいと思います。

コールアウト表示オプションでは、

  • 今だけ割引キャンペーン実施中!
  • 最大30%OFF
  • 夏休みを満喫するプランをご用意

という形で設定されるかと思います。

一方で、構造化スニペットでは、ヘッダーと言われるジャンルを「到着地」と設定し、

  • 沖縄
  • 那覇
  • 宮古島
  • 石垣島

という形で設定します。

このように、明確なジャンルに沿って設定するという点がコールアウト表示オプションと構造化スニペットとの明確な違いかと思います。

コールアウト表示オプションの設定方法

さて、ここまで、コールアウト表示オプションの内容について解説させて頂きました。

ここからは、コールアウト表示オプションの設定方法について解説したいと思います。

他の記事では、古いGoogle広告(Google adwords)の画像で説明されていることが多いため、今から設定するという方は、是非参考にしてみてください!

広告表示オプションをクリックします。
広告表示オプションをクリックします。
開いた画面で「+」マークをクリックします。
開いた画面で「+」マークをクリックします。
コールアウト表示オプションをクリックします。
コールアウト表示オプションをクリックします。
コールアウト分を設定していきます。
コールアウト文を設定していきます。

このように設定方法としてはとても簡単です。

「コールアウト文を追加」という文をクリックすることで、4つ以上も追加することが出来ます。

また、最適な数としては8つ以上です。

何故なら、多く設定することでGoogleのAIが自動で最適化して、よりクリック率やコンバージョン率の高いものを表示してくれるようになるからです。

ちなみに、詳細設定をクリックすることで、配信期間を限定することも可能です。(下記画像参照)

期間限定のキャンペーンを配信するときなどは、是非活用したい機能となっています。

コールアウトの表示オプションの詳細設定
コールアウトの表示オプションの詳細設定

コールアウト設定のポイント

コールアウト表示オプションでは、設定する上で意識すべきポイントがあります。

それぞれについて詳しく紹介していきたいと思います。

【コールアウト表示オプションの設定方法1】 具体的に設定する

具体的に設定することで、ユーザーが自分の求めている情報があるかどうかを判断しやすくなり、クリック率の向上に繋がります。

例えば、「燃費抜群」よりも、「リッターあたり 14.5 km」という風に設定したほうが良いというような形です。

【コールアウト表示オプションの設定方法2】 出来るだけ短く設定

コールアウト表示オプションでは、サイトリンク表示オプションと同じように、同じ意味なのであれば、出来るだけ短い文で設定しましょう。

何故なら、短い文で設定することで、より多くのコールアウト文を表示することが可能になるからです。

例えば、「配送を無料で行っています」よりも、「配送無料」の方がよいです。

【コールアウト表示オプションの設定方法3】 サイトリンクと重複させない

コールアウト表示オプションの設定をする際に、サイトリンクと重複しないように設定しましょう。

何故なら、重複してしまうとユーザーに伝えることが出来る情報が少なくなってしまうからです。

そのため、設定の際にサイトリンクと重複していないかきちんと確認しましょう。

関連記事:【必須】リスティング広告のサイトリンク表示オプションとは?具体例も合わせて紹介

まとめ

今回は、コールアウト表示オプションについて解説させて頂きました。

コールアウト表示オプションは細かいなと思うかもしれませんが、設定を行うことで、クリック率が1%以上も改善した事例もあります。

そのため、必ず設定するようにしましょう。

リスティング広告においては、コールアウト表示オプションのように細かい設定があります。

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参考記事①:ファインドキャンペーン(広告)とは?GmailやYouTubeに出稿?気になる内容動画で解説

参考記事②:【初心者向け】リスティング広告とは?メリット・デメリットも詳しく解説!

参考記事③:hagakure(ハガクレ)構造でリスティング広告運用!メリット・デメリットも解説