【2020年最新】リスティング広告のタグ設定解説!「計測されない」を解決

「コンバージョンが計測されない」
「リタゲがうまく機能しない」
この記事を読んでいる方は、上記のようなお悩みがあるかと思います。
今回の記事では、そのようなお悩みの原因や、解決する方法について解説していきたいと思います。
リスティング広告のコンバージョンが計測されない?
リスティング広告の運用を始めようと思ったら、コンバージョンが計測されないということは、初めての方だと多いかと思います。
設定したけど、コンバージョンが計測されない理由としては主に下記のようなものが多いです。
- タグの設置場所を間違っている
- タイムラグがある
- 広告管理画面上での設定を間違えている
- GoogleTagManager(GTN)における設定方法を間違えている
それぞれの原因別で解決方法を紹介します。
タグの設置場所が間違っている
まず1つ目がタグの設置場所が間違っている場合の解決方法です。
ちなみに、Google広告とYahoo!広告ではコンバージョンタグの設置場所が違います。
Google広告の場合は、headタグの間で、Yahoo!広告の場合は、bodyタグの間で設置します。
既に設置したつもりで、反応しない場合は検証画面でチェックしてみてください。
検証画面の使い方としては、
- ページ上で右クリック
- 検証をクリック
- 検証画面が表示される
- ソースコードをクリックして、「ctrl+f」でコンバージョンコードを検索

これでコンバージョンタグが確認出来ない場合は、そもそも設置ができていない可能性が高いです。
また、上記の方法で検索して、きちんとした場所に設置されているか確認しましょう。
wordpressなどのテーマによっては、スマホとPCによってソースコードが変わる場合もあるので、確認する1つのポイントです。
Googleコンバージョンタグの設置方法(Google広告公式ページ)
Yahoo!コンバージョンタグの設置方法(Yahoo!広告公式ページ)
タイムラグがある
コンバージョンタグなどを設置してから、きちんと動作するまでにタイムラグが生じます。
そのため、設置した後に10分~30分ほど時間を置いてから確認してみましょう。
逆に30分程度時間を置いてからでも反応がない場合は、他の原因が考えられるの他の原因を確認しましょう。
広告管理画面上での設定を間違えている
広告管理画面上での設定を間違えている場合があります。
具体的には、コンバージョン列に含めるという設定が出来ていないというものです。
この設定が出来ていないと、管理画面上で確認出来ないため、きちんと確認しましょう。

GoogleTagManager(GTM)における設定方法を間違えている
GoogleTagManager(GTM)を使っている場合、GTMの設定方法がうまくいってない場合、計測が出来ない場合もあります。
また、設定方法があっている場合、下記の項目を確認しましょう。
- 設定したコードによって誤りがないか
- タグの使用が最新のものになっているか
特に、タグの仕様はアップデートが変わったりすることもあるので、念のため確認しましょう。
リスティング広告のタグの設置方法のおすすめはGTM
弊社としては、リスティング広告のタグ設置では、GTMを利用することをおすすめします。
GTMを使うことで、他のタグも簡単に設置できますし、設置方法も簡単です。
そこで、GTMを使ったGoogle広告のコンバージョンタグの設置方法を解説したいと思います。
GoogleTagManagerを用いて、リスティング広告のタグを設置する方法については下の動画も参考にしてみてください。
引用元:https://youtu.be/eTYpr4AxSB4
1.Google広告のコンバージョンタグを取得する




カテゴリのところは自分の商材に合ったものを選びましょう。
コンバージョン名は、わかりやすいように設定しておきます。
値は、1件当たりのコンバージョンの価格を設定しましょう。
商品の価格が1000円であれば、1000円です。
商材が複数ある場合は、商品の価格が全て同じの場合は「すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる」をクリックします。
商品の価格が全て違う場合は、「コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる」をクリックしましょう。
価値が分からない場合は、設定しないでも大丈夫です。
カウント方法においては、何度も購入できる場合には「全件」、1度しか購入できないものに関しては、「初回のみ」にしましょう。
具体的には、不動産系は「初回のみ」になるかと思います。

クリックスルーコンバージョンとビュースルーコンバージョンを設定しましょう。
クリックスルーコンバージョンとは、ユーザーが広告をクリックしてから○○日間以内にコンバージョンした場合、Google広告の成果として計測するというものです。
他のチャネル経由でも成果として計測されます。
○○には、設定した日数が適用されます。
ビュースルーコンバージョンとは、広告が表示されたユーザーが○○日間以内にコンバージョンした場合、Google広告の成果として計測されます。
○○は、設定した日数です。
ビュースルーコンバージョンも他のチャネル経由でも計測されます。

「コンバージョン列に含める」とは、計測画面で計上するかという設定になります。
自動入札機能を使う場合、コンバージョン列に含まないと、最適化されなくなってしまうため、自動入札機能を使って、お問い合わせを獲得したい場合、お問い合わせはコンバージョン列に含めるにチェックをしましょう。
最近では、自動入札機能を機能させるためにマイクロコンバージョンが必要な場合があります。
マイクロコンバージョンとして設定する場合は、コンバージョン列に含めましょう。
アトリビューションモデルとは、コンバージョンに至るまでにクリックした広告の価値の振り分けを決める設定です。
例えば、Web広告では、何度も広告をクリックすることがあります。
その場合、最後のクリックだけが広告の成果とするのは間違いの可能性があります。
何故なら、最初のクリックで認知、その後検討期間があり、再度広告をクリックをして調査、その後またクリックをして購入というようにそれぞれのクリックが異なる役割を果たしていた可能性があるからです。


ここまでは、Google広告の設定方法を解説しました。
ここからは、GTMの操作方法を紹介します。

アカウント名は自由で構いません、設定するページに関連のある名前にしましょう。
国は「日本」にしましょう。
コンテナ名は、自由で構いませんが、設定するページに関連のある名前にしましょう。
ターゲットプラットフォームは、通常のWebサイトの場合は「ウェブ」を選択しましょう。

チェックマークを入れて、「はい」をクリックしましょう。

表示された設定タグを設定しましょう。
設定タグの設定が完了したら、トリガーの設定をしていきます。
まずは、トリガーをクリックします。

トリガーが開いたら、右上の新規をクリックします。

トリガーを設定をクリックします。

トリガーのタイプでページビューをクリックしましょう。

下の画像のように、一部のページビューをクリックします。
その後、「Page URL」を選択し、お問い合わせや購入後に到達するページのURLの一部を入力しましょう。
その後、保存をクリックします。

トリガーの設定が完了したら、タグを設定します。

タグの設定をクリックします。

「Google広告のコンバージョントラッキング」をクリックします。

先ほどコピーした、コンバージョンIDとコンバージョンラベルを張り付けます。

その後、トリガーの設定をします。

先ほど作成したトリガーを設定します。

その後、公開を行います。

その後、わかりやすい名前とどんなタグを設定したのかを説明欄に記入し、公開しましょう。

以上がGTMを使った、Google広告のコンバージョンタグの設定方法になります。
まとめ
タグによっては、GTMを使っても難しい場合もあります。
そういった場合は、弊社の無料相談をご利用ください。
タグの設置は無料で対応させて頂き、Web集客に関するご相談も承らせて頂きます。
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