【リスティング広告】Google広告とYahoo!広告を徹底比較!!

「Google広告とYahoo!広告の違いって何?」
「Google広告とYahoo!広告はどっちを使ったらいいの?」
この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?
今回は、リスティング広告の2大媒体である「Google広告」と「Yahoo!広告」について詳しく解説したいと思います。
リスティング広告とは?
Google広告とYahoo!広告の違いについて動画で解説!
Google広告とYahoo!広告の違いについて、下の動画で詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください!
Google広告とは?
Google広告とは、検索プラットフォームである「Google」が運営している広告配信プラットフォームです。
また、Google広告では「リスティング広告(検索連動型広告)」と「ディスプレイ広告」の2種類を運用することが可能です。
ディスプレイ広告においては、GoogleDisplayNetwork(GDN)と呼ばれます。
主に、Googleを使っている人に対して配信出来る広告媒体となっています。
Yahoo!広告とは?
Yahoo!広告とは、検索プラットフォームである「Yahoo!」が運営している広告配信プラットフォームです。
また、Yahoo!広告においても「リスティング広告(検索連動型広告)」と「ディスプレイ広告」の2種類を運用することが出来ます。
ディスプレイ広告においては、Yahoo!DisplayNetwork(YDN)と呼ばれます。
主に、Yahoo!を使っている人に対して配信出来る広告媒体となっています。
Google広告とYahoo!広告の違いとは?
Google広告とYahoo!広告の間には、多くの違いがあります。
項目別に詳しく解説していきたいと思います。
【Google広告とYahoo!広告の違い】利用者層
GoogleとYahoo!では、利用しているユーザーの特徴が違います。
具体的には、下記のような違いがあります。
媒体 | 特徴 |
---|---|
Google(PC) | 男性、技術者系、ITリテラシーが比較的高めな傾向 |
Google(SP) | 男女比がほぼ同じ、年齢層は低め |
Yahoo!(PC) | 女性、ITリテラシーが比較的低めな傾向 |
Yahoo!(SP) | 女性が若干多く、Googleにくらべ年齢層が高いユーザーが多い |
このような違いがあるため、きちんとした使い分けが必要です。
ただし、使い分けといってもどちらかを停止してしまうことはお勧めしません。
何故なら、1つの媒体に予算を集中しすぎると、獲得単価の高騰に繋がってしまうからです。
よって、どちらかの媒体を停止してしまうのではなく、予算の分配や入札単価の調整で対応することをおすすめします。
予算の分配や入札単価の調整による対応は、全てのことに当てはまります。
【Google広告とYahoo!広告の違い】文字数
Google広告とYahoo!広告では、文字数の違いもあります。
具体的には、下記のような違いです。(下記はテキスト広告の例)
種類 | Yahoo!広告 | Google広告 |
---|---|---|
タイトル1 | 半角30文字(全角15文字) | 半角30文字(全角15文字) |
タイトル2 | 半角30文字(全角15文字) | 半角30文字(全角15文字) |
タイトル3 | – | 半角30文字(全角15文字) |
説明文1 | 半角80文字(全角40文字) | 半角90文字(全角45文字) |
説明文2 | – | 半角90文字(全角45文字) |
パス1 | 半角15文字(全角7文字) | 半角15文字(全角7文字) |
パス2 | 半角15文字(全角7文字) | 半角15文字(全角7文字) |
Yahoo!広告では、タイトル3と、説明文2が入稿出来ないのが特徴です。
入稿規定に関しては、もちろんGDNやYDNにおいても違いがあります。
GDNとYDNに関しては、下記の記事で詳しく解説しておりますので参考にしてみてください。
関連記事:【バナー広告のサイズ一覧】アフィリエイト・GDN・YDN全て紹介!
【Google広告とYahoo!広告の違い】掲載先
Google広告とYahoo!広告については掲載される場所も違います。
Google広告の掲載先
Google広告では、Googleに掲載されるのはもちろん、下記のようなGoogle検索ネットワークと呼ばれるような、場所でも掲載されます。
- YouTube
- ameblo
- goo
- biglobe
- GoogleショッピングなどのGoogle関連アプリやサイト
特に動画プラットフォームとして、日本ではかなりのシェアを誇るYouTubeに配信出来るのは大きなメリットなのではないでしょうか?
Yahoo!広告の掲載先
Yahoo!広告においてもYahoo!以外への掲載があります。
具体的には下記のようなものがあります。


- GYAO!
- excite
- Bing
- nifty 他
このように、それぞれにおいてGoogleやYahoo!以外にも多くのネットワークに配信出来ることが分かるかと思います。
先ほども、少し説明しましたが、2つのプラットフォームでは動画広告の配信先に大きな違いがあります。
GoogleではYouTube、Yahoo!ではGYAO!が動画広告の配信先です。
やはり、動画広告においてはYouTubeの方がリーチできる層が幅広く、母数も多いです。
ただし、媒体によってはGYAO!の高い方が効果の良い場合もあるため、検証は必要です。
関連記事:ディスプレイ広告とは?リスティング広告とディスプレイ広告との違いも解説!
【Google広告とYahoo!広告の違い】マッチタイプの表記方法
Google広告とYahoo!広告の表記方法の違いがあります。
具体的には、
- Yahoo!広告:マッチタイプをプルダウンから選択
- Google広告:キーワードに記号(+,"",[])を付ける
というような違いです。
どちらがいいということに関しては特にありません。
関連記事:リスティング広告のキーワードのマッチタイプを詳しく解説!9割の人が知らない罠とは?
【Google広告とYahoo!広告の違い】広告表示オプション
Google広告とYahoo!広告には以下のような違いがあります。
Yahoo!広告 | Google広告 |
---|---|
クイックリンクオプション | サイトリンク表示オプション |
電話番号オプション | 電話番号表示オプション |
テキスト補足オプション | コールアウト表示オプション |
カテゴリ補足オプション | 構造化スニペット表示オプション |
– | アプリリンク表示オプション |
– | レビュー表示オプション |
– | 住所表示オプション |
– | アフィリエイト住所表示オプション |
– | リードフォーム表示オプション |
– | メッセージ表示オプション |
上記の通り、Google広告の方が広告表示オプションの数が多く、様々なアプローチが出来ると言えます。
関連記事1:【必須】リスティング広告のサイトリンク表示オプションとは?具体例も合わせて紹介
関連記事2:リスティング広告のコールアウト表示オプションとは?構造化スニペットとの違いは?
【Google広告とYahoo!広告の違い】ターゲティング
Google広告とYahoo!広告では、ターゲティングにおいても違いがあります。
名称の細かい違いはありますが、実際の設定内容も異なるのは以下のようなものです。
年齢 | 13~14歳 15~17歳 18~19歳 20~21歳 22~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳~ 不明 | 18~24歳 25~34歳 35~44歳 45~54歳 55~64歳 65歳~ 不明 |
---|---|---|
子供の有無 | – | 子供あり 子供なし 不明 |
地域 | 都道府県単位 市区町村単位 | 都道府県単位 市区町村単位 半径指定 |
子供の有無についてターゲティングできる、Google広告の特徴といえます。
そのため、Google広告では子供のいる主婦向けの商品などを扱う際にターゲティングしやすいとも言えます。
関連記事:リスティング広告のエリア指定とは?意外と知らない情報も紹介!
Google広告とYahoo!広告の使い分け
さて、ここまでではGoogle広告とYahoo!広告の違いについて解説しました。
ただし、違いはあれどもどのような使い分けをすればいいかが分かりづらいと思います。
結論から言ってしまうと、
「両方の媒体で予算分配しよう」
というものになります。
何故なら、どちらの媒体も基本的には大手のプラットフォームの為、商材の相性が大きく変わることは少ないです。
ただし、利用者層の違いは明確にあるため、効果をきちんと分析し、予算の分配はきちんと行うことが必要です。
予算の分配の基準としては、下記のような項目で判断していく必要があります。
- ビジネスパーソンに配信したい
- 住所を表示したい(店舗ビジネス)
- 女性ユーザーにメインで配信したい
- 年齢層高めの人に配信したい
このような基準で予算分配を行っていくと、費用対効果の高い広告を運用していくことが可能になるでしょう。
関連記事:リスティング広告の入札とは?入札単価調整の罠を詳しく解説!
まとめ
今回は、リスティング広告の2大媒体であるGoogle広告とYahoo!広告について詳しく解説させて頂きました。
これらの媒体は似ているようで細かい違いがいろいろとあります。
これらの細かい設定をうまく機能させることで、高い費用対効果の広告を運用することが可能になります。
ただし、Web集客においては、リスティング広告が正解とは限りません。
SEOやSNS広告、アフィリエイトなど、様々な方法が考えられます。
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