【リスティング広告が配信されない?】出ない原因と改善策を全て解説!

この記事を読んでいるということは、リスティング広告を設定したのに配信されないということに悩んでいるかと思います。
今回の記事では、リスティング広告が配信されない原因と改善策を全て解説していきたいと思います。
関連記事:リスティング広告とは?メリット・デメリットも詳しく解説!
- 1. リスティング広告が配信されてないわけではない?
- 2. リスティング広告が配信されてない原因と改善策一覧
- 2.1. 【リスティング広告が配信されない原因1】 承認されていない
- 2.2. 【リスティング広告が配信されない原因2】 1日あたりの予算に到達している
- 2.3. 【リスティング広告が配信されない原因3】 広告予算が足りていない
- 2.4. 【リスティング広告が配信されない原因4】 配信期限が過ぎている
- 2.5. 【リスティング広告が配信されない原因5】 配信先が設定されている
- 2.6. 【リスティング広告が配信されない原因6】 品質スコアが低い
- 2.7. 【リスティング広告が配信されない原因7】 検索ボリュームが小さい
- 2.8. 【リスティング広告が配信されない原因8】 入札単価が小さい
- 2.9. 【リスティング広告が配信されない原因9】 配信ステータスが停止されている
- 3. まとめ
リスティング広告が配信されてないわけではない?
まず、初めにリスティング広告が表示されないが、配信されている場合があるということを解説しておきます。
このパターンに当てはまる場合、広告主が自分で広告を確認するために検索している場合が多いです。
このように広告主が検索して、広告が表示されているかを確認しようとすると、表示されない場合があります。
何故なら、配信プラットフォーム(GoogleやYahoo!)が広告を表示するのに最適でないと判断するからです。
つまり、広告主は商品を購入したり、お問い合わせに繋がらない可能性が高いですよね?
そのため、GoogleやYahoo!が
「この人には表示するべきではない!」
と正確に判断出来ていると言えます。
これに関しては、管理画面上でどのような設定をしているかによってきます。
以下では、どのような設定で表示されなくなる可能性があるかというものを解説していきます。
もちろん、本当に配信されていない場合もありますので、本当に配信されていない場合も解説していきます。
リスティング広告が配信されてない原因と改善策一覧
ここからは、リスティング広告の配信されない原因と原因に対する改善策を解説します。
また、リスティング広告が配信されない原因では、設定上改善するべきものもありますので、改善の緊急度が高いものから、紹介していきたいと思います。
【リスティング広告が配信されない原因1】 承認されていない
リスティング広告の広告文を設定してすぐは、「審査中」という状況になるかと思います。
その状態から、30分~24時間程度経過すると、審査の結果が出るかと思います。
その審査の結果、未承認となった場合、広告が配信されていない可能性があります。
承認されていない場合の改善策
承認されていない場合は、広告文の見直しを行いましょう。
非承認の理由に関しては、広告文の設定の部分で表示されているかと思います。

特に多いのは、上の画像のように「誤解を招くコンテンツ」だと思います。
この場合は、広告文の訴求内容や言葉づかいを修正しましょう。
句読点や記号も使えないものが存在しますので、その点も注意しましょう!
例:「!」や「?」
【リスティング広告が配信されない原因2】 1日あたりの予算に到達している
低予算で多くのキーワードを登録し、かつキーワードの入札単価を登録している場合などに生じる状況です。
アカウントの状況によって、生じる原因も違うため改善策もいくつかあります。
1日あたりの予算に到達している場合の改善策
具体的な改善策としては、
- 日予算の引き上げ
- キーワードの入札単価を下げる
- 無駄キーワードの削除
- 除外キーワードの設定
- 成果のない広告グループを停止
が主なものになるかと思います。
日予算を引き上げることで、配信を再開することが出来ます。
また、設定している日予算に対して、キーワードに対する入札単価を高く設定しすぎてしまっている可能性があるので、キーワードの入札単価と掲載順位などを確認してみましょう。
また、ある程度の期間運用している場合では、成果に繋がっていないキーワードの削除を行いましょう。
無駄な予算配分を減らすことが出来ます。
加えて、完全一致以外のマッチタイプの設定で、配信されているキーワードの中に、明らかに成果に繋がらない可能性がある場合は、必ず除外設定を行いましょう。
最終手段としては、広告グループの停止が挙げられます。
予算が明らかに低い場合は、そもそも多くのキーワードや広告グループで配信することが難しくなってしまいます。
そのため、広告グループの停止も検討しましょう。
【リスティング広告が配信されない原因3】 広告予算が足りていない
リスティング広告では、デポジット制(先払い)の為、あらかじめアカウントに入金しておく必要があります。
また、入金方法には「手動入金」と「自動入金」があります。
知らない間に「広告予算が足りていない状況」になる場合のほとんどは、「手動入金」で設定している場合です。
何故なら、自動入金にしている場合、勝手に予算が足りなる前に入金をしてくれるからです。
また、別の原因として、クレジットカードの上限額に達しているという場合もあります。
広告予算が足りていない場合の改善策
この場合の改善策としては、
- 手動入金を行う
- 自動入金設定に変更する
- クレジットカードを変更or追加する
まずは、手動入金を行うという方法です。自動で引き落とされるのが怖い場合は、手動入金でまた入金を行いましょう。
また、自動入金に設定変更するという方法もあります。
基本的にリスティング広告を中長期で運用していくことを考えている場合は、自動入金を行うことがおススメです。
何故なら、また入金を忘れた場合に、広告が止まってしまう可能性があるからです。
クレジットカードの上限に達してしまっている場合に関しては、クレジットカードの上限更新を行いましょう。
もしくは、別のクレジットカードの追加やクレジットカードの変更を行ってもよいです。
クレジットカードはメインと予備を設定できるので、いくつか設定しておくことがおススメです。
【リスティング広告が配信されない原因4】 配信期限が過ぎている
リスティング広告においては、配信期限の設定が可能です。
そのため、気づかぬうちに配信期限を過ぎてしまって配信が止まっているという可能性があります。
配信期限が過ぎている場合の改善策
配信期限の延長、もしくは配信期限を廃止しましょう。
基本的に配信期限はキャンペーン配信のみで行うことをおすすめします。
そのため、キャンペーン期限などがない場合は、期限設定などは行わないようにしましょう。
また、キャンペーン期限などがある広告を配信する場合、広告カスタマイザを利用することもおすすめです。
何故なら、広告文を期限に応じて自動的に変動させてくれるからです。
広告カスタマイザについては参考記事を参考にしてみてください!
参考記事:広告カスタマイザとは?使い方や設定方法まで詳しく解説!
【リスティング広告が配信されない原因5】 配信先が設定されている
リスティング広告では、配信先を設定できます。
例えば、
- 年齢
- 性別
- 所得層
- 興味・関心
- Webサイトの閲覧履歴
が挙げられます。
このような配信先設定を行うと、条件に一致していないとGoogleやYahoo!が判断した場合、その人には配信されません。
配信先が設定されている場合の改善策
配信先を設定していること自体は、ここまでに紹介した例とは違い、悪いというわけではありません。
そのため、改善の必要がない場合もありますが、配信先を広げたい場合や、そもそも配信されていない場合は、配信先の拡張が必要です。
具体的には、年齢などの配信先を広げたり、興味・関心を追加したりなどです。
また、コンバージョンが確実に発生しないという場合でない限り、年齢や性別に関しては、絞り込みすぎないほうが良いです。
何故なら、意外と想定していない年齢や性別で成果が発生することも多く、また、絞り込みすぎるとクリック単価なども高いため、獲得単価も上がる可能性があります。
【リスティング広告が配信されない原因6】 品質スコアが低い
リスティング広告では、品質スコアが高いと低い単価で掲載順位を上げることが可能です。
一方で、品質スコアが低いと、掲載順位が低くなり、ユーザーの目に届いてない可能性があります。
品質スコアが低い場合の改善策
品詞スコアは、下記の項目で決定されます。
- 推定クリック率
- ランディングページ利便性
- 広告の関連性
これらの項目を最適化していくことで、品質スコアが向上していきます。
推定クリック率に関しては、広告文のPDCAを回していきましょう。
また、ランディングページの利便性に関しては、遷移先のランディングページのおける配信キーワードを増やしましょう。
画像LPの場合は、altにキーワードを追加しましょう。
また、広告の関連性に関しては、配信キーワードに設定したキーワードを広告文に追加しましょう。
品質スコアについてはより詳細に解説した記事がありますので、そちらを参考にしてみてください!
参考記事:品質スコアとは?リスティング広告の費用対効果を爆上げ!
【リスティング広告が配信されない原因7】 検索ボリュームが小さい
設定しているキーワードの検索ボリュームが小さい場合、そもそも検索している人が少ないため、表示されません。
設定したキーワードの検索ボリュームが小さい場合は、下の画像のように表示されます。

検索ボリュームが小さい場合の改善策
検索ボリュームが小さいことが原因で、配信されない場合に関してはキーワードの見直しを行いましょう。
具体的には、
- キーワードの追加
- マッチタイプの変更
- 言い回しの変更
- 類語の検討
などが挙げられます。
完全一致などで設定していると、配信出来るユーザーが必然的に小さくなります。
そのため、部分一致や絞り込み部分一致、フレーズ一致などの利用を検討しましょう。
他にも設定しているキーワードのボリュームが小さい場合は、同じ意味で別の言葉や言い回しがないかを調査してみましょう。
そして、調査して見つかったらそのキーワードを設定してみましょう。
【リスティング広告が配信されない原因8】 入札単価が小さい
入札単価を低く設定していると、配信されない場合があります。
何故なら、競合の方が掲載順位が高くなってしまっているからです。
リスティング広告においては、設定している入札単価と品質スコアをかけ合わせてより高い数値となる広告が上位で表示されます。
そのため、入札単価が低すぎるとそもそも検索結果に表示されていない可能性があります。
入札単価が低い場合の改善策
この場合は、入札単価を上げましょう。
ただし、予算が限られている場合、一気に上げすぎると日予算に到達してしまい、配信が制限されてしまう可能性があります。
そのため、兼ね合いも必要にはなりますの注意は必要です。
【リスティング広告が配信されない原因9】 配信ステータスが停止されている
当然ですが、広告グループやキャンペーンの配信ステータスが停止されていると配信されません。

配信ステータスが停止されている場合の改善策
配信ステータスが停止されている場合は、「有効」に変更してあげましょう。
まとめ
リスティング広告において、始めたばかりの方では、原因もわからず配信が止まってしまうことがあります。
もし、配信が止まってしまって困っている場合は、今回紹介した事例から改善してみてください!
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