リスティング広告の費用の目安ってどのくらい?算出方法を詳しく解説!

8月 14, 2020

リスティング広告の費用の目安ってどのくらい?算出方法を詳しく解説!

「売上伸ばすためにリスティング広告の運用を始めよう!」

と思い、設定してみようとしてみたものの、どのくらいの予算を用意して運用していけばいいのか。

「費用の目安はどのくらい?」

「この予算って妥当なの?」

と、初心者の方では不安が多くありますよね?

そこで、今回はこれからリスティング広告を運用していく方のために、リスティング広告の費用の算出方法や目安などを詳しく解説します。

そもそもリスティング広告とは何??

この記事を読んでいる方で、そもそもリスティングって何??という方のために簡単に解説しておくと、リスティング広告とは、GoogleやYahoo!で検索した際に、一番上に表示される広告のことを言います。

基本的にはクリック課金制の広告で、運用型広告と呼ばれ、自分で運用し、最適化していく必要なる広告です。

詳しくは参考記事を参照してください!

参考記事:リスティング広告とは?今更聞けないリスティング広告の意味が5分でわかる!?

リスティング広告の費用の目安ってどのくらい?

リスティング広告の費用の目安は業界や事業内容によって異なるため、一概には言えませんが、大体30万円前後と言われています。広告代理店にお願いすると手数料の平均が20%と言われており、最低手数料額5万円が多いと言われているため、大体30万円というのは妥当な金額でしょう。

ただし、設定の変更がリアルタイムで可能なリスティング広告において、広告費用をもとに運用していくのは得策とは言えません。

どういうことか、次のセクションで解説します!

リスティング広告の費用の目安の算出方法

リスティング広告では大きく2パターンの広告費用の設定があると思います。(今回はオーソドックスなものという意味です。)

目標の成果から設定する方法と、キーワードプランナーを使ってクリック単価から設定する方法です。

この2つのリスティング広告の費用の算出方法をそれぞれ解説していきます。

リスティング広告の目標成果から決める

まずは、リスティング広告の目標成果が決まっている場合です。

目標の成果とは、どれだけの獲得単価でどれだけの数を獲得するかのことを言っています。それが決まっている場合は、下記のように簡単に広告費用を算出できます。

(目標の獲得単価)×(目標の獲得数)=(設定すべき広告費用)

  10,000円  ×  100人  =   1,000,000円

このような形です。目標の獲得単価(CPA)に関しては、粗利などから逆算して算出可能です。

また、ここで1つ重要だと私が考えるのは、予算の使い過ぎが怖いからといって、様子を見るために1人だけしか獲得できる広告費用にしてしまわないことです。

リスティング広告の予算設定はあくまで過程で設定するもので、実際にかかる費用や獲得数には波が生じます。そこで、1人しか獲得できない費用で設定してしまうと、獲得数が0人になってしまう可能性があります。

実際に運用してみて、0人という結果になってしまうと、価値のないデータとなってしまい、どのくらい予算が足りなかったのかなどが分析できず、その後の調整に時間がかかってしまいます。

しっかりと仮説を立てた上で、ある程度のデータが取れる予算を設定することが重要だと言えるでしょう。

キーワードプランナーなどで出せるクリック単価の相場から算出する

次は、リスティング広告のクリック単価の相場から決める場合です。

リスティング広告はクリック課金制の広告です。1クリックの単価が高いほど広告費用が高くなります。また、このクリック単価は狙うキーワード様々で、広告を出したいキーワードによって広告費用が変化してきます。

そのクリック単価の目安を知るために、Googleがキーワードプランナーというサービスと提供しています。キーワードプランナーを使用すれば、簡単に狙いたいキーワードのクリック単価の目安を知ることが出来ます。

参考:Googleキーワードプランナー

キーワードプランナーの画面1
キーワードプランナーの画面

上画面の上限クリック単価の欄に、許容できるクリック単価を入力すれば、費用の欄にどのくらいの費用を掛ければいいか目安を表示してくれます。また、平均クリック単価も表示してくれます。

どのくらいのクリック単価まで許容するか

どのくらいまでクリック単価を許容するかについてですが、こちらは、目標とする獲得単価(CPA)と予想される獲得率(CVR)から算出されます。

(上限クリック単価)=(目標の獲得単価)×(予想される獲得率)

   100円   =  10,000円  ×    1%

ピンとこない方のために少し解説を加えると、獲得率1%ということは、100人がクリックして広告を見れば、やっと1人獲得できます。そして目標の獲得単価が10,000円ということは、100人がクリックするまでに10,000円かかったということになります。よって、クリック単価は100円になるのです。

あくまで大事なのは獲得単価ではなく利益額

また、話が少し変わりますが、獲得単価を安くしようと考えるばかり、獲得数が減ってしまっている人がいます。大事なのは利益の額だということを忘れないでください。(広告費用がかなり少額の場合は仕方ないが、、、)

基本的にリスティング広告では、ターゲットを絞り込んで運用したほうが獲得単価は安くなります。しかし、ターゲットを絞り込みすぎるとそれだけリーチする人が減ってしまうため、獲得数は少なくなります。

例えば、広告費50,000円を運用し、5人獲得出来たとします。この場合の獲得単価は10,000円です.

次に、広告費を100,000を運用し、8人獲得出来たとします。この場合の獲得単価は12,500円です。

一見、最初の例の方が優秀に見えるかもしれません。しかし、1人獲得で生じる利益を考えるとどうでしょう?

1人獲得あたり、50,000の利益を生み出すとします。そうすると、最初の例では、250,000円の売り上げで広告費50,000円を差し引き、200,000円の利益です。

後者の例では、400,000円の売り上げで、広告費100,000円を差し引き、300,000円の利益です。

このようにいかに利益を最大化するかという発想が大切です。この場合では広告費を増やすことで、獲得単価が上がる代わりに、利益額が増えました。一方、広告費を増やし、獲得単価が上がっても利益は変わらなかったという場合や、獲得単価が逆に下がるという場合もあります。

適切な予算設定が大切です。

リスティング広告の費用を抑えて運用するポイント

また、リスティング広告は運用型広告ですので、設定した予算で出来るだけ効率の良い運用を行っていく必要があります。

実際に筆者が活用している、効率の上がる運用方法をご紹介したいと思います。

コストパフォーマンスを上げていく方法として下記の方法が挙げられます。

  • お問い合わせや購入に繋がらないキーワードの除外
  • 品質スコアを向上させる
  • キーワードごとの入札単価の調整
  • ロングテールキーワード
  • 配信先の絞り込み
  • マーケティング広告の活用
  • ディスプレイ広告の活用

それぞれ、具体的に解説していきたいと思います。

お問い合わせや購入に繋がらないキーワードの除外

広告を運用し始めたばかりの段階では、余計なキーワードで検索に引っ掛かり、クリックされてしまうことがあります。

そのようなキーワードで何度もクリックされてしまうと、クリック課金制のリスティング広告では、無駄な費用が発生してしまいます。

ですので、リスティング広告では「除外キーワード」というものを設定することが可能となっています。

この除外キーワードを設定することで無駄なクリックを防ぎ、結果的に無駄な費用を削減することが可能です。

品質スコアを向上させる

リスティング広告には、品質スコアというものがあります。

これは、配信している広告がユーザーとって有益なものかをGoogleのAIが自動で判定しているものです。

10点満点で、点数が高いくなるほどクリック単価が安くなっていきます。

採点基準は3つの基準で

  • 推定クリック率
  • 広告との関連性
  • ランディングページの利便性

です。

具体的な方法などについては、下の記事で紹介していますので、参照してみてください。

参考記事:リスティング広告の品質スコアとは?改善するポイントをご紹介!

キーワードごとの入札単価の調整

配信している中で、コストパフォーマンスのいいキーワードと悪いキーワードが分かれてきます。

そこで、キーワードごとの、入札単価というものを調整し、広告の成果を改善していきます。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードとは、3語や4語のかけ合わせのキーワードのことです。

例えば、

「渋谷 居酒屋 安い」

「渋谷 居酒屋 女性 おすすめ」

などです。

このようなロングテールキーワードでは一般的にクリック単価が安くなる傾向があります。

そのため、上記のようなキーワードに最適化した形での配信が出来れば、より効率の良い運用が可能です。

配信先の絞り込み

こちらに関しては、実際に店舗に来店を促すビジネスであれば、必須の設定となります。

例えば、東京に店舗があるのに、大阪にいる人に対して、広告を配信してしまっても来店に繋がる可能性は低いと考えられます。

そのため、配信エリアの設定は非常に重要になります。

また、店舗を持たないビジネスであっても、エリアによってCVRなどの数値が変わってくることはよくあることです。

そのため、きちんと運用中も分析し、最適化していく必要があります。

マーケティング広告の活用

リマーケティング広告とは、一度サイトを見たユーザーに対して、再度表示させる広告になります。

よく、同じ商品の広告が何度も表示された経験はないでしょうか?

それが、リマーケティング広告になります。

一度サイトを見たユーザーは、最初に見たタイミングでお問い合わせや購入に繋がらなかったとしても、その後で、お問い合わせや購入に繋がる可能性は高いと考えれます。

そのため、リマーケティング広告をうまく活用することで、CPAが安く獲得できる可能性があります。

リマーケティング広告については、下記の記事でより詳しく解説していますので、そちらの記事も参考にしてみて下さい。

参考記事:リマーケティング・リターゲティング広告とは?設定方法も詳しく解説!

ディスプレイ広告の活用

ディスプレイ広告とは、画像で表示される広告です。

GoogleやYahoo!以外にも、FacebookやInstagram、LINEなどでも使用が可能です。

このようなディスプレイ広告を活用することで、認知度が向上し、指名検索を生むことに繋がります。

指名検索とは、自社の商品名や、店舗名で検索されることです。

このような指名検索はお問い合わせや購入に繋がりやすく、広告のコストパフォーマンスを上げていくことに繋がります。

ディスプレイ広告やバナー広告についても下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はそちらを参考にしてみてください。

参考記事:バナー広告とは?作り方からデザインまで全て解説!

リスティング広告の費用は分析からの柔軟な変更が必要

ここまで読んだ方であれば、初期の予算設定は可能でしょう。

しかし、リスティング広告では適切な予算設定がリアルタイムで変動します。そのため、日々の分析と設定変更が必要です。

時にはリスティング広告を運用しない方がいい場合もあるでしょう。

ただ、普段の仕事をしながら、毎日広告の分析や管理を行うことは大変です。一歩間違えれば、大赤字になってしまう可能性だってあります。

某広告代理店で広告運用で培ってきた、ノウハウや勘が重要な場合もあります。まずは法人の広告代理店より個人でやっている分安く請け負うことが可能な運用マンに相談してみてはいかがですか?

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