リスティング広告のキーワードのマッチタイプを詳しく解説!9割の人が知らない罠とは?

10月 15, 2020

今回はリスティング広告において非常に重要なキーワードの設定方法について解説します。この記事で書いてあるポイントを意識するだけで、広告での無駄な出費を抑えることが可能になります。

リスティング広告のキーワードにおけるマッチタイプの種類について

リスティング広告のキーワードの設定方法には種類があります。つまり、広告がどういうキーワードで検索された場合に表示されるかを設定できるのです。その設定方法をまずは解説します。

動画でまとめて解説しているので、この動画を読むだけでもキーワードのマッチタイプについては理解できると思います!

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1.部分一致

1つ目に紹介するのがリスティング広告におけるキーワード設定の部分一致というものです。

こちらはリスティング広告のキーワードの設定の中で最も広いキーワードに配信する方法と思って頂ければと思います。以下、グーグル広告の公式HPの文言です。

部分一致を使用すると、キーワードに追加した語句だけでなく、キーワードに関連するパターンに対しても自動的に広告が表示されます。このため、より多くのユーザーにウェブサイトをアピールできるほか、キーワード作成にかかる時間を節約し、成果の上がっているキーワードに投資を集中できます。

部分一致は、他のマッチタイプ(完全一致、フレーズ一致、除外キーワード)を指定しなかった場合に、自動的にすべてのキーワードが割り当てられる、デフォルトのマッチタイプです。類義語、誤字、表記のゆれ(例:「振り込み」と「振込」)、関連語句など、キーワードに関連するパターンに対して自動的に広告が表示されます。また、ユーザーと関連性の高い広告を表示するために、ユーザーの最近の検索内容も考慮に入れられる場合があります。

https://support.google.com/google-ads/answer/2497828

上記の文言をかみ砕くと、「車 早い」というキーワードで配信をしたいと考えていた場合、部分一致で設定すると、

  • 車 早い
  • 車 はやい
  • 車 早い 安い
  • 車 安い 早い
  • 車 高速
  • 自転車 早い
  • 自転車 高速運転

など、配信されてもお問合わせされないであろうキーワードにも配信してしまいます。最悪の場合、「ベビーカー 早くたためる」のような考えもつかないキーワードでも配信されます。

よって、基本的に配信したいキーワードを設定する際、基本的に部分一致では設定しません。一方、予想もしないキーワードを見つけてくれるので、思いつかなかったお宝キーワードを見つける可能性もあります。予算設定などをうまく使ってお宝キーワードの発掘に使うのも一つの手でしょう。

絞り込み部分一致

続いて絞り込み部分一致について解説します。この設定方法はリスティング広告で配信したいキーワードの設定方法で最も多く使われる設定方法です。

以下、グーグル広告の公式HPの文言です。

絞り込み部分一致では、部分一致よりも細かいキーワードの調整が可能です。プラス記号を付けたキーワード(例: +赤 +靴)やその類似パターンが検索語句に含まれる場合にのみ、広告が掲載対象となります。絞り込み部分一致は、キーワードの前後やキーワードの間に別の語句があっても機能します。たとえば、「+赤 +靴」というキーワードの場合、「男性用の赤い靴」という検索語句と一致しますが、「青い靴」や「赤い花」という検索語句とは一致しません。こうした仕組みにより広告と検索との関連性が高まり、クリック率(CTR)とコンバージョン率の向上につながります。
この記事では、絞り込み部分一致の概要と、このマッチタイプを使用してより多くの関連性の高いユーザーにアプローチする方法を説明します。

https://support.google.com/google-ads/answer/2497702

簡単に言うと、先程の部分一致から関連語と同義語を抜いた設定方法です。先程の「車 早い」の例で行くと、

  • 車 早い 〇
  • 車 はやい 〇
  • 車 早い 安い 〇
  • 車 安い 早い 〇
  • 車 高速 ✕
  • 自転車 早い ✕
  • 自転車 高速 ✕

上記のような形で配信されます。少なくとも設定した語句は検索語句に含まれる形です。また、「はやい」と言ったように、誤字や打ち間違えなども自動で判断して配信されます。

絞り込み部分一致では、ターゲットを絞りすぎず、広げ過ぎないため、こちらに設定しておけば間違いないでしょう。ただし、やはりこちらも関係ないキーワードで配信されることは時々あるので、随時除外キーワード設定はしていく必要があります。

設定方法としては、キーワード設定の際に語句の手前に+(半角でプラスマーク)を付けます。「+車 +早い」のような形です。

フレーズ一致

フレーズ一致は主にリスティング広告の除外キーワード設定の際によく使われます。まずはグーグル広告の公式HPの文言をご覧ください。

指定したキーワードと完全に一致するフレーズや、その類似パターン(前後に他の語句を含む場合もあり)が検索された場合にのみ広告を表示できるキーワードの設定です。フレーズ一致キーワードとして「自転車 ベル」を設定すると、「自転車 ベル」、「購入 自転車 ベル」、「自転車 ベル レビュー」などの語句が検索された場合に広告が表示されます。

https://support.google.com/google-ads/answer/2407784?hl=ja

そして、先程の「車 早い」の例で解説すると、

  • 車 早い 〇
  • 車 はやい 〇
  • 車 早い 安い 〇
  • 車 安い 早い ✕
  • 車 高速 ✕
  • 自転車 早い ✕
  • 自転車 高速 ✕

といった形で配信されます。

フレーズ一致では、絞り込み部分一致から語順が違う検索での配信が除外されます。

そのため、例えばあなたが高級車の販売で広告を配信していたとします。そこで、上記の「車 安い 早い」のようなキーワードで配信され、そのCVRが非常に低く、配信しないようにしたいとします。

そこで、フレーズ一致を用いて「早い」というキーワードを除外設定すると、「早い」というキーワードを入れて検索された方には、広告を配信しなくて済みます。

ここで、勘のいい方は1つの単語を除外するだけなら、

「絞り込み部分一致でもいいのでは?」

と思ったのではないでしょうか?その通りです。1つの単語では絞り込み部分一致で問題ないです。ちなみに除外設定では、絞り込み部分一致と部分一致は同義となり、関連語や同義語は含まれません。

2語以上では、フレーズ一致での除外設定に意味が出てきます。「車 安い」で除外設定すると、この語順での検索で広告が配信されなくなります。ただし、ここでも勘のいい方は、

「「車 安い」も「安い 車」で語順が違っても意味一緒じゃない?」

と思ったのでは?その通りです。日本語ではあまり意味が違ってくることはないでしょう。ただし、英語出は違ってきます。

  • 「pancake」と「cake pan」(パンケーキを焼くためのフライパン的なもの)
  • 「first lady」と「lady first」

といったように、英語では語順が変わると意味も違ってくるのです。ちなみに設定の仕方としては、「"車 安い"」のようにダブルクォーテーションで囲ってあげます。

完全一致

最後は完全一致です。こちらは何となくイメージもわきやすいのではないでしょうか?

まずは、お馴染みのグーグル広告の公式HPの文言です。

完全一致では、検索語句が指定したキーワードと完全に一致する、またはその類似パターンに該当する検索に対してのみ、広告が表示されます。完全一致キーワードと同じ意味を持つ検索語句は、つづりや文法の違いがあっても類似パターンと見なされます。
検索語句が「running shoes」(ランニング シューズ)でも「shoes for running」(ランニング用シューズ)でも、求められているのは running shoes(ランニング シューズ)の情報です。機械的な完全一致では、表現の細かい違いを網羅するために多数のキーワードを登録しなければなりませんが、類似パターンを許容することによって、検索方法の微差にとらわれずに、広告主様のビジネスを探しているユーザーを捕捉できる仕組みになっています。
4 つのキーワード マッチタイプの中で、完全一致は広告の表示対象を最も絞り込むことができるものであるため、クリック率をさらに高めることができます。

https://support.google.com/google-ads/answer/2497825

要はキーワードが完全に一致していれば、広告が表示されます。ただし、上記の引用にもあるように、最近になって同じ意味であれば、広告が表示されるようになりました。

こちらは、予算は少ないが、クリックの単価が高い場合などに予算の効率性を高めるために用いられる場合が多いかと思います。

完全一致の設定の仕方としては、「[車 早い]」のように大かっこで囲ってあげます。

リスティング広告のキーワードの設定は用途と目的によって使い分ける

今回の紹介したように、リスティング広告のキーワードの設定方法は全部で4種類があります。これらのキーワード設定を用途によって使い分けたり、予算を考慮した目的などで使い分けることが重要です。

間違っても、単ワードの部分一致などで予算の無駄遣いのような真似はやめてあげましょう。

是非、グーグル広告始めたての方の参考になれば幸いです。