【ROI・ROAS】リスティング広告における重要指標を徹底解説!

6月 1, 2022

【ROI・ROAS】リスティング広告における重要指標を徹底解説!

「ROIとは?」
「ROASとは?」
「ROIやROASってどうやって使えばいいの?」

この記事を読んでいるということは、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?

今回は、リスティング広告の運用において、重要な指標となるROAやROASについて分かりやすく解説したいと思います。

ROIとは?

ROIとは、「広告費用に対してどれだけの利益を上げたかの割合」です。

具体的な計算式としては、

ROI = ( (広告による売上 – 売上原価) / 広告費用) × 100%

という形になります。

(広告による売上 – 売上原価)とは、つまり利益ということです。

こちらのROIという指標で、実質的な費用対効果を測ることが出来ます。

ROIがプラスの値となっていれば、利益が出ていることとなり、ROIがマイナスの値となれば、利益がでていないということになります。

ROIのメリット

ROIのメリットとしては、一目で利益が出ているかどうかが分かることです。

採算性のある広告を見極める指標として、非常にわかりやすい指標であるといえます。

ROIのデメリット

ROIのデメリットとしては、長期的な効果を測りづらくなってしまうことです。

例えば、1~2年後に大きな利益が上がる施策があった場合、ROIでは短期的な期間で判断するため、そういった施策の優先順位を落とす指標となります。

ただ、測定期間を変更することでそういったデメリットも軽減することが出来ます。

他にも、売り上げは上がらない指標などの場合には、より一層優先順を下げてしまうでしょう。

ROASとは?

ROASとは、「広告費用に対してどれだけの売上を上げたかの割合」です。

具体的な計算式としては、

ROAS = (広告による売上 / 広告費用) ×100%

という形になります。

先ほど紹介したROIが広告費用に対しての「利益」であったのに対し、ROASは広告費用に対しての「売上」という違いがあります。

ROIと同様に、100%を超えていれば広告費用を上回る売り上げが上がっており、100%を下回れば広告費用を売上が下回っているということになります。

ROASのメリット

ROASのメリットとしては、広告の参考指標としやすい点です。

どの商材や広告が売上に寄与しているかがわかりやすいため、広告予算の分配を検討する際に非常に参考になる指標であると言えます。

つまり、ROASの値が高い商材については、広告予算を増やしたり、逆に低い場合にはLPの改善や広告設定の改善が必要となります。

ROASのデメリット

ROASのデメリットとしては、ROIとは違い、実際に利益が出ているかはわからないという点です。

そのため、キャッシュフローを意識しないと、売り上げが上がっているからといってどんどん予算を増やすと、大量の赤字になってしまう可能性もありいます。

その他のリスティング広告の重要指標について

リスティング広告では、上記以外にも非常に多くの重要な指標があります。

具体的な例としては、下記のようなものがあります。

  • CTR
  • CPA
  • IMP
  • CPC
  • CPM

などです。

どれも重要な指標でリスティング広告を運用する際には、意味を覚える必要があります。

また、指標以外にも

アトリビューションといったような難しい言葉もあります。

そういった難しい言葉については下記の記事内でも紹介していますので、是非参考にしてみてください!

関連記事①:平均クリック率5%が目安?リスティング広告のCTRとは?!

関連記事②:リスティング広告のキーワードのマッチタイプを詳しく解説!9割の人が知らない罠とは?

関連記事③:リスティング広告とPPC広告の違いとは?やり方や種類、効果も解説!

関連記事④:リスティング広告のコンバージョン率(CVR)の平均とは?上げる方法も紹介!

関連記事⑤:hagakure(ハガクレ)構造でリスティング広告運用!メリット・デメリットも解説

関連記事⑥:レスポンシブ検索広告とは?効果やメリット・デメリットを解説!

まとめ

今回はリスティング広告の重要な指標について解説させて頂きました。

リスティング広告を運用していく上では、今回紹介したような指標をきちんと管理することで、高い費用対効果を得ることが出来るでしょう。

ただし、このような指標がリスティング広告などのWeb広告には非常に多く存在するため、代理店に頼んでしまうこともおすすめです。

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