リスティング広告の文字数を解説|広告文作成のコツも徹底解説

  • 更新日:2024/2/9
リスティング広告の文字数を解説|広告文作成のコツも徹底解説

監修者プロフィール

児島 和樹

児島 和樹

経歴
個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。
リスティング広告の代理店20選!【正しい選定方法も紹介】
  • 更新日:2024.02.25

リスティング広告の代理店20選!【正しい選定方法も紹介】

「リスティング広告の文字数って何文字なんだろう?」
「リスティング広告の広告文ってどうやって作るのがいいのだろう?」
「リスティング広告のTDってなんだろう?」

この記事を読んでいる方は、上記のようなお悩みがあるのではないでしょうか?

今回は、リスティングの広告文の基礎や、成果の出る広告文について解説していきたいと思います。

関連記事:リスティング広告とは?メリット・デメリットも詳しく解説!

リスティング広告の文字数について動画で解説

リスティング広告の文字数について下の動画でも詳しく解説しています。

文章を読むのが面倒だという方は、下の動画を見るだけでも理解が深まるかと思いますので、参考にしてみてください。

引用元:https://youtu.be/A8mFCFvos0o

リスティング広告の広告文の文字数【Google編】

まずは、リスティング広告の文字数の制限について解説したいと思います。

リスティング広告の中でも、GoogleやYahoo!によって制限が違いますので、それぞれについて詳しく解説していきたいと思います。

Google広告の文字数1 テキスト広告

Google広告のテキスト広告については、下の表のような感じで文字数が決まっています。

入力項目文字数(半角表記)
広告見出し 130
広告見出し 230
広告見出し 3 ※30
説明文 190
説明文 2 ※90
パス115
パス215
テキスト広告のフォーマット(引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/1704389?hl=ja

それぞれが広告のどこに対応しているかというと、下の画像のようになります。

リスティング広告の文字数が分かる例
Google広告の表示例

Google広告では、検索したキーワードに対して動的に広告文を変更し、ユーザーに表示するレスポンシブ検索広告というものがありますが、レスポンシブ検索広告も文字数の制限などは同じです。

レスポンシブ検索広告において違う点は、広告見出しや説明文をテキスト広告よりも多く設定しなくてはならないことです。

見出しは最大15つ、説明文は最大4つを設定できますので、出来る限り全て設定しておきましょう。

何故なら、出来るだけ多く設定しておくことで、GoogleのAIが最適な広告文を決定しやすくなるからです。

広告の効果を上げることに繋がりますので、是非設定しておきましょう。

Google広告の文字数2 レスポンシブディスプレイ広告

Google広告では、レスポンシブディスプレイ広告というテキストと画像の両方を表示するディスプレイ広告があります。

こちらのレスポンシブディスプレイ広告では、基本的に入力するテキストの種類はテキスト広告と同じなのですが、一部違うものがあります。

入力項目文字数(半角表記)
広告見出し 130
説明文 190
長い広告見出し90
会社名25
レスポンシブディスプレイ広告のフォーマット(引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/7005917?hl=ja&ref_topic=3121943

実際の、表示例は下の画像のような形です。

レスポンシブディスプレイ広告の実際の表示例
レスポンシブディスプレイ広告の実際の表示例

適用されるフォーマットによって、「見出し」の部分が上の表にある、「長い見出し」になる場合があります。

ちなみに、レスポンシブディスプレイ広告は「リスティング広告」ではないため、注しましょう。

参考記事:リスティング広告とは?メリット・デメリットも詳しく解説!

Google広告の文字数3 電話専用広告

続いて、電話専用広告というものについて解説したいと思います。

電話専用広告では、下のようなフォーマットです。

入力項目文字数(半角表記)
会社名25
広告文190
広告文290
電話専用広告のフォーマット(引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/6341403?hl=ja&ref_topic=3121770

実際の表示例は下の画像のような形です。

電話専用広告の表示例
電話専用広告の表示例

電話専用広告は、検索結果から直接電話をすることが出来る、特殊な広告です。

病院や、水道工事など緊急を要する業種などにマッチした広告と言えます。

Google広告の文字数4 広告表示オプション

Google広告では、広告表示オプションというものがあります。

この広告表示オプションをきちんと設定しておくことで、表示範囲も広がり、クリック率UPに繋がりますので、是非設定しておきましょう。

実際に、フォーマットは下記の表のようになります。

広告タイプ入力項目文字数(半角表記)
サイトリンク表示オプションサイトリンクのテキスト25
広告文135
広告文235
コールアウト表示オプションコールアウト25
構造化スニペッドオプション25
メッセージ表示オプション拡張テキスト35
会社名25
メッセージテキスト100
価格表示オプションヘッダー25
説明25
アプリリンク表示オプションリンクテキスト25
広告表示オプションのフォーマット(引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/7332837

実際に表示された場合は下の画像のようになります。

広告表示オプションの表示例
広告表示オプションの表示例

Google広告の文字数4 Gmail広告

Google広告では、Gmailにも配信可能です。

最近では、ファインドキャンペーンという新たなキャンペーンが実装され、YouTube、Gmail、Googleディスカバーの3つ合わせて配信することも可能です。

Gmail広告では、下記のようなフォーマットです。

入力項目文字数(半角表記)
見出し25
説明90
会社名25
行動を促すフレーズ15
Gmail広告のフォーマット

実際に表示された場合は、下の画像のようになります。

Gmail広告における実際の配信例
Gmail広告における実際の配信例

Google広告の文字数5 動画広告

Google広告の動画広告では、YouTubeへの配信も可能です。

YouTubeへの配信以外にも、アウトストリーム広告というYouTube以外でも配信可能な動画広告もあります。

それぞれをまとめると、

  • インストリーム広告
    • スキップ不可能なインストリーム広告(スキップ不可能な15秒間の動画広告)
    • スキップ可能なインストリーム広告(スキップ可能な時間無制限の動画広告)
  • バンパー広告(スキップ不可能な6秒間の動画広告)
  • Trew Viewディスカバリー広告(検索結果などで表示されクリックすることで視聴開始する広告)
  • アウトストリーム広告(YouTube以外で配信される動画広告)
  • マストヘッド広告(YouTubeのTOPページで表示される広告)

という風に分類されます。

それぞれの詳細については、YouTubeなどの動画広告についてより詳細に解説している記事がありますのでそちらを参考にしてみてください。

テキストの設定が必要な配信方法だけ解説していきたいと思います。

インストリーム広告・バンパー広告

インストリーム広告では、下記のようなフォーマットです。

入力項目文字数(半角表記)
表示URL35
行動を促すフレーズ10
広告見出し15
インストリーム広告・バンパー広告のフォーマット

実際に配信されると下の画像のようになります。

インストリーム広告における実際の配信例
インストリーム広告・バンパー広告における実際の配信例

Trew View ディスカバリー広告

Trew View ディスカバリー広告では、下記のフォーマットです。

入力項目文字数(半角表記)
広告見出し100
広告文135
広告文235
Trew View ディスカバリー広告のフォーマット

実際に配信されると下の画像のようになります。

Trew View ディスカバリー広告における実際の配信例
Trew View ディスカバリー広告における実際の配信例

アウトストリーム広告

アウトストリーム広告のフォーマットは下記です。

入力項目文字数(半角表記)
広告見出し80
説明文100
アウトストリーム広告のフォーマット

実際に配信されると下の画像のようになります。

アウトストリーム広告における実際の配信例
アウトストリーム広告における実際の配信例

リスティング広告の広告文の文字数【Yahoo!広告編】

さて、続いてはYahoo!広告における広告フォーマットを紹介していきます。

Yahoo!広告の文字数1 拡大テキスト広告

Yahoo!広告の拡大テキスト広告のフォーマットと、配信例は下のような感じです。

入力項目文字数(半角表記)
タイトル130
タイトル230
説明文80
ディレクトリ115
ディレクトリ215
Yahoo!広告の拡大テキスト広告のフォーマット
Yahoo!広告の拡大テキスト広告における配信の例
Yahoo!広告の拡大テキスト広告における配信の例

Yahoo!広告の文字数2 表示オプション

Yahoo!広告の広告表示オプションのフォーマットと配信例は下のような感じです。

広告タイプ入力項目文字数(半角表記)
クイックリンク表示オプションクリックリンクテキスト25
テキスト補足オプション補足用テキスト25
カテゴリ補足オプション補足内容25
Yahoo!広告の広告表示オプションのフォーマット

Yahoo!広告の文字数3 テンプレート(レスポンシブディスプレイ広告)

テンプレートとは、Googleにおいてのレスポンシブディスプレイ広告のようなものです。

Yahoo!広告のテンプレートのフォーマットと配信例は下のような感じです。

入力項目文字数
タイトル20
説明文90
表示URL29
Yahoo!広告のテンプレートのフォーマット
Yahoo!広告のテンプレートの配信例1
Yahoo!広告のテンプレートの配信例2
Yahoo!広告のテンプレートの配信例

Yahoo!広告の文字数4 テキスト

Yahoo!広告のディスプレイ広告では、テキストのみでも配信が可能です。

下記のような、フォーマットと、配信例になります。

入力項目文字数
タイトル15
説明文119
説明文219
表示URL29
ディスプレイ広告の一種 テキスト広告のフォーマット
Yahoo!広告におけるディスプレイ広告の一種 テキスト広告の例
Yahoo!広告におけるディスプレイ広告の一種 テキスト広告の例

リスティング広告のTDって何?

リスティング広告を始めると、「TD」という言葉を聞くことがあると思います。

TDとは、Title Descriptionの略で、見出しと説明文のことです。

人によって、言い方は違うので念のため覚えておくと、コミュニケーションが取りやすくなるかと思います。

文字数制限下でリスティング広告を改善していく方法

ここまで、リスティング広告の見出しや説明文の文字数制限について解説させて頂きました。

ここからは、文字数の制限がある中で、効果の高い広告配信を行う上で、どのような広告文を設定していくのが良いかを解説していきたいと思います。

文字数制限下で広告文を改善する方法1 キーワードを含める

広告文の見出しの一つには、必ずキーワードが含まれるようにしてください。

何故なら、広告文とキーワードの関連性がクリック単価に影響を及ぼすからです。

また、ユーザーにとっても検索したキーワードが広告文の見出しに含まれていると、クリックしたくなる傾向があります。

つまり、クリック率が上がる傾向があります。

是非、見出しの1つにはキーワードを入れるようにしてください。

参考記事:リスティング広告の費用の目安ってどのくらい?算出方法を詳しく解説!

文字数制限下で広告文を改善する方法2 わかりやすいベネフィットを表記

キーワードを含めた見出しとは別に、ベネフィットを含めた見出しを作成しましょう。

具体的には、

  • 2か月でマイナス5㎏
  • 今だけ入会金無料
  • 今だけ10000円割引

などです。

こういったわかりやすいベネフィットを見出しの一つで提示しておくことで、クリック率が上がりやすい傾向があります。

文字数制限下で広告文を改善する方法3 数字を含める

数字を含めた見出しを作成しましょう。

数字があることで、広告が目立つようになります。

奇数を含めたり、細かい数字にするとより目立ち、クリック率が上がりやすい傾向があります。

具体的には、

  • たった3か月で英語が話せる
  • 顧客満足度94.3%

のような形です。

リスティング広告の広告文を改善する方法

リスティング広告の限られた文字数の中で、広告文を改善していく際に、「広告バリエーション」という機能がかなり便利です。

広告文の一部の言葉をABテスト出来る機能です。

この機能を使うことで、自分でレポートを作成して分析しなくても、広告文をどんどんテストすることが可能です。

おすすめの機能ですので、是非活用してみてください!

まとめ

今回は、リスティング広告文字数について解説させて頂きました。

リスティング広告では、限られた文字数の中で、どんどんテストをしていく必要があります!

ただし、広告文のテストを回していくうえでは、どうしてもノウハウが必要な部分もあります。

そのため、Web集客をご検討されている場合は、まず弊社の無料相談をご利用下さい。

現在の状況などを丁寧にヒアリングさせて頂き、最適な集客プランをご提案させて頂きます。

アドトラへの無料相談はこちら!

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個人ではホームページ制作、SEO対策、広告運用という3つに対応できるスキルを持ち、Web集客に悩む方に対して包括的になコンサルティングを行う。

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